素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 幕山から南郷山経由真鶴駅へ ▲

2022年12月29日 | 私の見た山・登った山

石橋山の合戦で源 頼朝が敗走した歴史の山であり、伝説の池を歩く。

                                           暖かな幕山山頂で、久し振りの海の 景色を楽しみ、10時  源 頼朝ゆかりの池『自鑑水(じがんすい)に向かう。

山頂を過ぎると小さなアップダウンで南郷山 (標高 610.9m)まで進む。

5分ほど進むと北斜面の寒い 防火帯の道で、大きい霜柱をザクザクと踏みつぶしながら下る。

10時 10分、白銀(しろがね)林道に出た。

林道を斜めに横断して、自鑑水への登山道に入る。

この辺りの登山道の両脇には ハコネダケ が群生しており、狭い所ではトンネルの様になっている。

10時 12分、自鑑水到着。5分休憩。                                窪地であり薄暗い。1年中、枯れること無く清水を湛えた池のようです。

歴史の道

治承4年(1180)8月 23日、石橋山の合戦に敗れた源 頼朝主従は、地元武将の土肥 實平一族の庇護のもと、平家の追手から逃れ土肥郷の椙山(すぎやま:湯河原町の土中)のこの池にたどり着き、水鏡で乱れた髪を結い直すと、平家を破り天下を納める自らの姿が写り、自害を思い留まり気を強く持ち直したという頼朝再興の礎とした池と伝えられています。

苦難を乗り越え頼朝は真鶴崎から安房を目指して解纜(かいらん)した。

                           

10時 28分、小道地蔵堂寺屋敷跡と南郷山との三叉路分岐点を通過。

10時 35分、南郷山到着。 山頂標示板と三等三角点。15分の休憩。

南郷山から眼下に見える真鶴半島。

遠く相模湾に浮かぶ、手前 初島と遠くに伊豆大島。

南郷山からは相模湾を目掛けて ハコネダケ の茂る道を下る。

11時 05分、再び白銀林道に出る。                                  案内板は湯河原の五郎神社方面で、私は真鶴駅に下るため逆方向に進路を取る。

白銀林道は舗装されていたが、長い道のりであった。                           さつきの郷に有る 「友逢(ゆうあい)の鐘」 に11時 25分到着。花が咲く5~6月頃は素晴らしい所です。  

広い景色をノンビリ眺め、ブラブラ林道を下り、東海道本線 の真鶴駅に12時 25分到着。

最高の展望を楽しみ、令和4年(2022)の山歩きを無事終了しました。  

ご覧頂きました皆様には、深くお礼申し上げます。 

 

 

 

 

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▲ 湯河原梅林から幕山へ ▲

2022年12月26日 | 私の見た山・登った山

麓の梅林とミカン畑の風情、カヤトの山頂から俯瞰する相模湾の真鶴半島や伊豆大島、初島、箱根連山の大展望が素晴らしい。

幕山(まくやま:標高 626m)は約65~35万年前に活動が始まった箱根 火山の一部でありますが、位置としては湯河原の裏山と言った感じが強い。

 

東海道 本線の湯河原駅に7時到着。

今の日の出 時間は6時50分位で、朝日を受けながら幕山登山口である幕山公園に向かい、8時05分到着。

山麓に広がる湯河原梅林は約四千本の紅白の梅が植栽されており、開花時期には 「梅の宴」が開催されます。

幕山という名前は、南麓斜面に露出した岩壁が遠くから眺めると、まるで舞台の「幕」の様に見えることから付けられたと云われています。

岩壁を近くで観察すると、縦向きのモザイクの様な亀裂が見られますが、これは地表に噴出したマグマが冷える際に収縮し、規則的な割れ目ができる「柱状節理」と言われています。

柱状節理の多くは六角形の断面ですが、幕山の場合は四角形のものが多く、本小松石溶岩に似た「デイサイト」という火山岩でできた灰色の部分と、石英を多く含む流紋岩でできた白色の部分の縞模様となっており、2種類のマグマが混ざって出来たといわれています。

梅園内を散策した後、幕山への登山開始8時半。

幕山へは階段状の登山道を東方向に山腹を巻くように登って行くが、登り始め梅林内を北へ岩壁のゲレンデ方向に進んでしまい、 GPS で確認後進路修正、一寸 タイムロス。

梅園内の登山路では、色々な花々が迎えてくれた。

スイセン。

早咲きの 紅梅

遠くからでも目立ったカラスウリ。

ツバキ。

ほんのり香り のした白梅。

南斜面の陽だまりハイクである。

東屋通過、9時10分。

東屋を通過してから、眩しい相模湾が見えて来た。 9時17分通過。

真鶴市街と真鶴半島。

右に目をやれば初島と伊豆半島。 伊豆大島や利(と)島も見える。 9時24分通過。

急坂が連続するジグザグの道も、少し穏やかになった気がした。

山頂近しの案内板。

9時 43分、広いカヤトの幕山山頂に到着した。

山頂から見下ろした真鶴半島。 遠く房総半島の先端も見えた。

海沿いの山であるが、風も無く暖かだった。  

 

 

     ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

 

 

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▲ 霜山より富士を見ながら往路を戻る ▲

2022年12月15日 | 私の見た山・登った山

霜山(標高 1301.7m)からは富士を望むことは出来なかったが、南へ下るコース上の各所から素晴らしい富士山の勇姿を眺めながら戻りました。

展望の悪い霜山で三等三角点を確認し、11時 55分 下山開始。

尾根上を三ッ峠山、天上山と新倉山の三叉路分岐点に戻り、富士を眺める。

富士の眺めは夏よりも、氷雪をまとった富士がより富士らしく見える。

三叉路分岐から左側が切れ落ちた急坂を下る。                             ここは岩や木の根が表面に無く、滑り易い土の登山路であり設置されたザイルを利用して慎重に下る。

下り切った日陰の吹き溜まりには、イタチだろうか? テンだろうか 足跡を見掛けた。

※ 上記の足型は「害虫駆除110番」様より、お借りしました。

北斜面は雪が残り、太陽の日差しが有り難い。

12時半、ベンチあり見晴らしの良い御殿着。5分休憩。

ベンチの横には植生保護の柵があり、中にはセリバオウレンが群生していた。              雪解けの頃に花が咲き出す、春の訪れを告げる植物の一つだそうです。

茎の先にチラチラ花火の様な形の真っ白い綺麗な花を付けるとのことです。

この尾根沿いには、ゴンゴン石より下った所にアヤメの群生地もあり、春先にも訪れたい山です。

ゴンゴン石通過、12時 50分。 変わった名の石で、きっと何か謂れがあるのだと思います。

13時 10分、新倉浅間公園の忠霊塔前 に無事下山しました。

新倉富士浅間神社に13時 25分、無事下山のお礼を済ませ駐車場に戻りました。

                               

  

早く下山できたので、富士吉田市に鎮座される 『北口本宮冨士浅間神社』 を参拝して来ました。

 御祭神                                                    木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)                            天孫彦火瓊々杵尊(てんそんひこほのににぎのみこと)                                 大山祇神(おおやまづみのかみ)

人皇十二代 景行天皇四十年 日本武尊(やまとたけるのみこと)御東征の砌(みぎり)、箱根足柄より甲斐國酒折宮に向かう途次、当地御通過、大塚丘にお立ちになられ、親しく富士山の神霊御遥拝され、大鳥居を建てしめ、「富士の神山は北方より登拝せよと」勅(みことのり)され、祠を建てて祀ったのが始まりとされています。

北口本宮でも安全登山のお礼祈願をして帰途に着きました。

 

 

 

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▲ 新倉山浅間公園から霜山へ ▲

2022年12月13日 | 私の見た山・登った山

新倉山(あらくらやま)の麓には三國第一山新倉富士浅間神社が鎮座しており、新倉山は神域となっています。

 

                                           新倉富士浅間神社から398段の石段を登った新倉山の中腹には、1959年10月に完成された新倉山浅間公園があります。

こちらには富士山と忠霊塔(五重塔)が建ち、日本らしい景色を見ることのできる場所として、外国人の方々に絶大なる人気を誇るスポットとなっています。 

 

                            

 

下吉田の新倉富士浅間神社の駐車場に8時 45分、到着。15分で準備を済ませ9時出発。    階段参道から登り始める。9時 05分。

まず、三國第一山新倉富士浅間神社に安全登山の祈願を済ませた。9時 15分。

もう、午前9時頃より参拝者のほとんどが、外国人観光客の方々でした。

参拝後は新しく整備された石段を登り出し、外国人観光客の方々に負けじと頑張ったので苦しかった。

昨晩の雨が空気中の汚れを洗い流したせいか、周りの景色が綺麗に見えた。

新倉(あらくら)浅間公園上部の東屋からの富士山も素晴らしかった。 9時 29分、通過。

公園上部の東屋から上はハイキングコースの案内があり、それに従い北進する。

石段の参道を登る時は厳しかったが、だいぶ慣れて来たせいか快調に歩が進んだ。

ゴンゴン石通過、10時 03分。

標高 千メートルを超えてきた辺りから、昨晩の雨が雪に変わっていた。

C-9の案内板通過、10時 23分。

樹林帯の中で展望なしの新倉山(あらくらやま)山頂通過、10時 25分。 展望の良い「御殿」迄5分とのことで前進。

途中で出会った地元老人クラブの方々が、このすぐ先から「南アルプスが綺麗に見えるよ。」とか「御殿に着いたら東側の方が暖かいよ。」など色々情報を下さった。                とても楽しそうで元気な皆さんでした。 折角良く見えたのにブレてしまった。

御殿着、10時 35分。 ベンチあり、展望テラスあり、南東方向の景色も良く見えました。

展望テラスからの富士。

南東方向の手前の濃い山塊は倉見山(標高 1256m)、一番高いピークが杓子山(標高1597m)、倉見と杓子の間に見えるのが御正体山(標高 1681m)。

御殿では 10分休憩し、10時45分出発。

残雪の尾根進む。

霜山へ向けて、ザイルが設置された急登を2度超えて行く。足元が滑り易い。

三ッ峠山と天上山を結ぶ尾根に出た。11時半。

尾根上を天上山方向に少し移動した所が霜山(標高 1301.7m)山頂でした。登頂、11時 33分。

写真撮影のみ済ませ、暖かくて広い三叉路に戻り昼食にした。11時50分、下山開始。

 

        ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

       

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▲ 姥子山から往路を戻る。▲

2022年12月08日 | 私の見た山・登った山

上記の絵は姥子山から戻って雁ヶ腹摺山山頂から撮影したものですが、昭和 17年11月3日に名取氏が撮影した場所は、山頂から少し下がったカヤトの中からのようです。

富士山と手前の山の中間にある尾根の右手が三ッ峠山で、薄っすらとアンテナが見えます。

昭和 17年(1942)から80年も経っていますが、変わらぬ景色のように見えました。

姥子山では貸切の山頂で、じっくりと富士山を眺めながらノンビリできた。出発、10時 45分。

西峰を下り鞍部に出たら、前方に真木小金沢林道のガードレールが確認できた。

林道を横断し雁ヶ腹摺山に取り付く。 通過、11時丁度。

背丈の低い笹原の道を登り、11時 13分 白樺平を通過。

雁ヶ腹摺山まではコブを3つほど越えて行くが、足に筋肉痛が出てしまい厳しく、時間が掛かってしまった。

登りの緩急が続き、足をマッサージしながら頑張った。11時半、通過。

12時 14分、雁ヶ腹摺山南面のカヤトの原が見えた。

山頂到着、12時 15分。                                       姥子山から雁ヶ腹摺山までのマップタイムは1時間 10分であるが、1時間半も掛かってしまった。

でも9時 25分の登頂時には、期待していた富士山が何も見えなかったが、雲が去ってくれ富士が顔を出してくれていたことが嬉しかった。

ただ昼時で太陽の位置が悪く、旧五百円札の様に撮ることは出来なかった。

富士山が見えただけでも良かったとして、12時 25分 下山開始。                  帰りに振り返ったカヤトの原は、とても綺麗だった。

城郭の石垣に似た巨石の横を通過、12時 33分。

上部の登山道には岩がゴロゴロしており、慎重に下る。

足洗石を通過、12時 50分。

下る途中でドッシリした黒岳(標高 1987.5m)の山姿が伺えた。 

日当たりの良い道で暖かく気持ち良かった。

13時 13分、大峠の雁ヶ腹摺山登山口に無事戻りました。

大峠駐車場を13時半に出発し 、早かったので日本三奇橋の一つである大月市の猿橋を見学して帰途に着きました。

紅葉も綺麗であったようですが、既に終わっていました。

 

 

      ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

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▲ 雁ヶ腹摺山から姥子山へ ▲

2022年12月06日 | 山梨百名山

上の絵は姥子山(標高 1503m)の東峰から、先程の雁ヶ腹摺山(標高 1874m)を見上げた所です。                                                   371mの標高差が、あんなに高く見えるのにビックリした。                          青空が見え、遠望が利くようになったのは嬉しかった。

                         

雁ヶ腹摺山の南東に伸びる樹林の中の尾根を下って行く。

広い尾根の小さなコブを幾つか過ぎ道はジグザグに下るが、降り積もった落ち葉の下の霜柱が融け、ウッカリ踏み込むと転倒の恐れがあり慎重に足場を確認しながら歩を進めた。

勿体ないほど下る気がする頃、道は徐々に背の低いササで覆われ、傾斜が緩んで少し開けた場所に出たら金山峠と姥子山への分岐点だった。                             ここが白樺平と言うとこらしい。 通過、10時丁度。

白樺平から5分ほど下ったら、奈良子林道に出た。 通過、10時 05分。

奈良子林道を横断して更に下り、姥子山西峰に登り返す。

尾根上の登山道のピークに姥子山西峰の標示あり。 通過、10時 13分。

ピークから目指す姥子山東峰の山影が伺えた。 

西峰から東峰への道は狭くスリップに 注意しながら前進。東峰への登り。

姥子山東峰に到着、 10時 23分。こちらは岩峰で多少広くなっており展望最高。

雁ヶ腹摺山では見えなかった富士山も顔を見せてくれた。 暖かくて20分ほどノンビリした。

この東峰に登って気付いたが、一面に山腹を覆う赤紫の葉は何だろう❓と思った。

葉にはツヤがあり 、夏の時期で花を見れば直ぐに『イワカガミ』と判ったのだが緑の葉も、この時期には赤紫になるのだそうです。

姥子山東峰から見えた富士山の勇姿。

狭い山頂だが一人では十分で、暖かい所でノンビリし 居眠り をしないうち 10時45分 、下山開始。

 

 

       ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

 

 

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▲ 雁ヶ腹摺山ハイク ▲

2022年12月04日 | 山梨百名山

旧五百円札の裏の絵が描かれた山として知られている雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま:標高1874m)を訪ねてみました。

旧五百円札の裏の絵が描かれた山と言っても五百円札が硬貨に代わって久しく、若い人達にはピンとこないと思います。                                  しかし、中年以上の方々にとっては、何とも懐かしい富士山の姿であろうと思います。

撮影者        :    名取 久作 氏                                         撮影年月日 :  昭和17年11月3日                                      撮影時間  : 午前7時15分頃

山名は春や秋、ガンが腹をするように、この辺りの稜線を越えて行く様を、そのまま山名にしたと言われています。

大月の国道 20号線を甲府寄りに走り、真木信号を右折して北上、桑西集落を過ぎて真木小金沢林道を上り大峠を目指す。

大峠は広葉樹林の小広く明るい峠で、富士山の眺めは最高です。 到着、7時 50分。

大峠駐車場側には赤岩ノ丸から黒岳への登山道があり、私の目指す雁ヶ腹摺山は駐車場の反対側に登山口があります。 出発、 8時 10分。

歩き出して間もなく水場(麓水:御硯水)を通過。

登り出して山腹を右に回り込み小沢を2つほど渡り、涸れ沢に架けられた板橋を通過する。

吹切尾根に出てから北東方向に進路を取り、大きなミズナラの林の中を登って行く。

冷え込んだ足元には5cmほどの霜柱で、足を取られぬよう注意した。

周りの樹木の丈が低くなり、ジグザグとなった急登が続く。

大分、青空が目に入るようになったら、目の前に城郭の石垣を思わせる様な不思議な巨石に驚いた。 通過、9時 18分。

でもこの山塊では似たような巨石を沢山見かけた。

巨石を過ぎたら、雁ヶ腹摺山南面の明るいカヤトの原に出た。                  見上げれば黒木の森を背負った山頂が見えた。

雁ヶ腹摺山山頂着、9時 25分。

何と駐車場の大峠では綺麗な富士が望めたのに、ここまで来て折角の旧五百円札の富士を見ることは出来なかった。

富士が顔を出すまで待とうか❓とも考えたが、南からの風当たりが強く山頂直下の指導標に従って双耳峰の姥子山へ向かうことにした。

 

 

       ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

 

                                       

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