暖かくて本当に眠らないうちに、相模湾を目掛けて長い大倉尾根を下る。
コロナ禍であまり遠くの山へ行けなくなり近くの丹沢を主に歩き、自分がどの程度歩けるのかが判って来た。 山行計画を立てるにあたり、自分がどの程度歩けるのかを知っておくことは必要である。 12月のこの時期になると日の入りが 16時半、山頂で明るくても下山を始めて樹林帯や沢沿いに下ったりすると 15時頃から薄暗くなるのである。
南東側に相模湾が大きく広がり、左に三浦半島その手前に江の島が見え、右側を見れば真鶴半島や初島が見えた。この日は見えませんでしたが伊豆大島が見える時もあります。
西側の富士山は勿論、北側の丹沢主稜線もハッキリ望めた。
そんな雄大な景色を充分楽しみ 13時 10分、下山の途に就く。まず、先程必死に登って来た木製階段を下る。
13時 25分、先程通過した金冷しを過ぎ、大倉方面に進路を取ると間もなく岩場が現れる。
岩場を越えると真っ直ぐ相模湾に進むような木道を下る。 この辺りの登山道は以前、はげ山の様な何もない滑り易い土の道であり、云われは分かりませんが「バカ尾根」と呼ばれていた。
そこを過ぎると次はガレ場の下りで膝を痛めない様に慎重に下る。
13時 45分、花立山荘通過。
花立山荘から 15分ほど下ると樹林帯の中に整備された木製階段を下る。 この大倉尾根は急なガレ場の下りもあるが木製階段や木道が整備され、とても歩き易くなっている。
堀山の家通過、14時 20分。 塔ノ岳を下り出して1時間 10分、ベンチが用意され休憩中の登山者が沢山見られた。
駒止茶屋前の急階段を下る。14時 40分。 トレイルランをされている方々は羨ましいほど軽い足取りで下って行かれた。
一本松通過、14時 52分。 ここは紅葉が綺麗な所だが12月半ばで、既に終わっていた。
狭い石畳の登山道になってくると大倉バス停は近い。
大倉尾根登山道入口にある丹沢大山国定公園の案内板通過、15時 35分。
大倉バス停到着、15時 45分。 お疲れ様 塔ノ岳から休まずに下り切ったが、どう頑張っても2時間半は越えてしまう。限界を知った。
着替えてから秦野戸川公園をブラブラしたら、公園内でクリスマスイルミネーションの準備が進んでいた。
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