紫陽花 は梅雨 時というか ❓ 雨にお似合いの花のようです。
雨にぬれても元気なことから、梅雨の代名詞ともいわれています。
8日(木)には関東甲信越も「梅雨入り」しました。 それ以前には台風 2号そして3号が発生し、日本の南海トラフに沿った形で梅雨前線がどっかりと腰を下ろしています。 そんな状況下、鹿児島、四国、和歌山、愛知、静岡などの前線南側に、最近テレビでも良く言われる『線状降水帯』が発生し大雨を降らせています。 被害に遭われました皆様には、心からお見舞い申し上げます。 皆様のご無事と被害の少ないことを切に祈っております。
初夏、球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を沢山つけるようです。
紫陽花の花のように見える部分は、花びらではなく葉が変形した萼(がく)と呼ばれているものです。 萼は別名『装飾花』と呼ばれ、色づいているので外見上は花びらのように見えます。
この時期は、日本各地の紫陽花の名所がテレビなどでも沢山紹介されています。 こちらは水田地帯の畔に植えられたアジサイです。ノンビリご覧ください。
花の色は淡青色から青紫色、淡紅色などに変化するところから『七変化』ともいわれているようです。
花は解熱薬に、そして葉は瘧(おこり:隔日または毎日の一定時間に発熱する病)の治療薬として用いられているそうです。
山野草などから薬草として最初に発見した人がいることにビックリです。
薬の歴史は『人類の歴史』と共に歩んで来たとのことです。 一万数千年前の縄文人たちの住居のあとからも、薬として使ったと見られる植物(薬草)が多数発見されているそうです。
鑑真とくすり 中国の僧侶、鑑真は唐から日本への渡航に五度も失敗し、途中で失明しながらも 753年に来朝したそうです。 鑑真は薬にとても詳しい医僧でもあったため、日本の医療進歩に大きく貢献しました。 目は不自由でしたが、あらゆる薬を嗅ぎ分けて鑑別することができたそうです。 聖武天皇の夫人であった光明皇后の病気を治したこともあり、大僧正の位を授けられました。 奈良の正倉院には、その当時の薬の一部が、今も大切に保管されているとのことです。