素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 雪の石割山へ ▲

2024年02月28日 | 山梨百名山

これでもか と言うほど雪化粧をした富士山を道連れに、雪山ハイキングをして来ました。

富士山周辺には、富士山の眺めが優れた山が多い。                          その中でも石割山は山中湖と富士山を一緒に眺められるうえ、下山する尾根のミニ縦走は終始、富士山が正面に見えるのです。

周回コースを歩くため、車を山中湖北岸の長池親水公園駐車場に停めた。       駐車場到着、7時 10分。                                         外気温-3.0℃  風があり寒い。車内で登山準備をし7時 45分、出発。

平野への 車道 は雪があり狭く危険なので、サイクリングロードで平野へ向かう。

日当たりの良い所では、小鳥たちが日向ぼっこをしていた。 ホオジロ。

シマアオジ

仲間とおしゃべり。

平野地区のサイクリングロードは日当たりが良く暖かい。

8時 46分、平野から国道 413号(道志みち)を5分ほど進んだ所の左手に赤い鳥居の不動明王社に到着。 左手に進む。

林の中の別荘やテニスコートなどを見送り、林道を進むと右手に黄色の太鼓橋と真っ赤な鳥居が見えてくる。                                        そこが石割山登山口駐車場到着、 9時 03分~9時 18分。30台くらいは停められそうです。

太鼓橋を渡り、真っ赤な鳥居をくぐると先の見えない真っ直ぐの階段が続く。

登り始めは西側の日陰斜面の階段であり、雪の下はガチガチに凍結しており、 スリップしないよう 手摺りを利用し慎重に登った。                              階段は四百段以上あり、三百段位を越えると更に右へと階段が続く。

滑らないように気を張りながらの四百段はきつい。2~3度休憩して登り切った。    登り着いた所が富士見平、到着 9時 35分~9時 48分。                      丁度良く東屋があった。 石碑に「避難小屋」平成4年9月竣工と記されていたが、テーブルとベンチが有り休憩舎の様であった。 10分少々休憩。

富士見平からは、緩やかな林道の様な広い道を登る。

途中のベンチには、どなたかが作られた可愛い雪だるまさんにホッコリ。

10時 32分、石割神社に到着。                             この神社は、石割山の八合目に鎮座し、昔から古事記にある「天の岩戸」伝説の地といわれる神域だそうです。

また、御神体の大岩が『石』の字に似て割れているので、石割神社と名が付いたともいわれ、切り立った大岩には、高さ15m、幅約60cm、長さ約15mほどの隙間があり、その間を3回通れば( 時計回り)幸運が開けると云われているとのことです。     この岩の割れ目から滴り落ちる湧水は、眼病・皮膚病などに効く薬水として伝承され、多くの崇敬者がその御利益に浴しているそうです。

凍結しており、隙間を回るのは諦め山行の無事のみ祈願してきました。       出発、10時 45分。

石割神社を後にすると、道は登山道らしい雰囲気になって来た。

山頂までは僅かであったが、厳しい傾斜であった。

11時 17分、石割山(標高 1413m)に到着。                                     時折、突風 が北側から吹き抜け、物は飛ばされないように注意したが、雪煙が顔にあたり痛かった。

眼下に見える、富士山との間にある山中湖が川の様にひょろ長く見えた。      また、右手遠方には南アルプスの雪の稜線が望めた。

北側には三角点と左手奥の左に杓子山(標高 1597.5m)、右手に鹿留山(標高 1632m)が見えた。

風が無ければ雪のため、太陽の照り返しにより暖かな山頂なのだが、展望が良いだけに風よけが無く、汗が冷えないよう5分で退散した。

 

 

 

 

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🎎 ひな祭り⁑ 2024 🎎

2024年02月21日 | 伝統行事

築 300年の古民家 『瀬戸屋敷』 で行われる雛祭りには、江戸時代の風情がいっぱい。

地元の蔵から発見された 300年前の「享保雛」や瀬戸屋敷収蔵のひな人形の数々、手づくりの「つるし雛」8000 個以上を展示。                                  高さ 2.4mの「大つるし雛」は圧巻です。

瀬戸屋敷は、江戸時代、この地域の名主を務めてきた瀬戸家のお屋敷として建てられました。                                              300年という長いながい時間の流れに洗われた、穏やかでやわらかい空気が迎えてくれます。

屋敷には、水車や土蔵、囲炉裏、井戸など、あの頃の日本が今もそのまま残っています。

季節や自然とよりそっていた、日本ならではの暮らしを思い出してみる。

時間を忘れて、ただただほっこりと過ごしてみる。

まわりに広がる田園風景も、じまんのひとつです。

おたまじゃくし、アメンボ、ホタル、あじさい、稲穂など、季節ごとのいろんな表情が心の時計をゆっくりにしてくれるはずです。

歴史ある母屋を、様々な時代のお雛様が彩り、豪華な段飾りや御殿飾り、八千個以上のつるし雛など、華やかな色彩と手作りの温かさが見る人の心を和ませます。

3月3日は、女の子の晴れの舞台でもある 『ひな祭り』 の日です。           女の子のいる家庭ではひな壇を作り、たくさんのひな人形を飾るのが習わしとなっていました。

桃の花を供えることから桃の節句」も呼ばれ、春らしい彩に満ち溢れる行事となっています。

でも、『ひな祭り』を紐解くと彩に満ち溢れる行事とは、一寸違うようです。    ひな人形とはそもそも、何なのでしょうか ❓

それは形代(かたしろ)と呼ばれる人形の一種で、神や霊が降臨するもので、霊が取り憑く対象物なのだそうです。                                       言わば、わが娘の身代わりだそうです。                              娘に襲い掛かろうとする病などの災厄、穢れを、ひな人形に移して避けるという行事が「ひな祭り」のもとになっているとのことです。

この行事が定着したのは平安時代といわれています。

当時の乳幼児死亡率は現代とは比較にならないほど高かった。                 赤ちゃんのうちに亡くなってしまうことも珍しくもなく、親としては必死の思いで子の成長を見守り、枕元には形代を置き、厄除けとしたようです。                    そして1年の災いを、春のひな流しで祓う。                                  この様なことが『ひな祭り』の起源なのだそうです。

ひな人形は「ひな祭り」が終わったら直ぐに片付けないといけない。というしきたりは今でも存在するようです。

 

 

 

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▲ 大野山から湯触コースを下り谷峨駅へ ▲

2024年02月05日 | 丹沢山塊

西丹沢前衛の 低山ですが、山頂一帯に牧場が広がり、明るく牧歌的な雰囲気のある人気の山であります。                                                       台地状の山頂に牧草地が広がりのどかで展望良好、富士山も良く見えます。

10時50分、薫る野牧場から大野山(標高 723m)へ向かう。

車道と登山道が交差する十字路のイヌクビリに出る。                   そこにはチェーンソーカービングの作品である熊さんのお出迎えあり。

イヌクビリから西に登ると右手に駐車場があり、トイレが設置されています。                そこを横目に見ながら、ひと登りすると右手に無線塔が見え、広々した大野山山頂に到着です。11時 10分。

山頂には方位盤や東屋、見晴らしの良い所にベンチ、そして立派なトイレも設置されています。

南東方向には足柄平野と相模湾が見えます。

南側には箱根大涌谷の噴煙も見えました。

南西方向には越前岳と位牌岳の双耳峰に見える愛鷹山が望めます。

この日の山頂は、とても暖かく和紙の原料となるミツマタが咲いていました。

北側には三保ダムによって造られた丹沢湖と後方には西丹沢の山々が望めました。

日向ぼっこ をしながらお弁当にしたり、広い山頂を歩き回り 360度の景色を 45分間楽しみ 11時 55分、山頂を後にしました。                              山頂より富士山に向かって南西に進み、とても歩き易い道で気持ち良かった。

この時期の富士山はとても綺麗でした。                               5分ほど南西に進んで見えた道標に沿ってメダケの道を南下する。道の先に谷峨駅が見えた。

笹の道を出たら車道を横断して行く。

2027年完成予定の新東名高速道路の工事が下山道から俯瞰できた。

12時 10分、湯触コースを下り、東屋に到着。箱根方面が良く見えました。

道の整備が行き届き、誰にでも歩き易く見晴らしがとても良いです。

カヤトの湯触コースを振り返る。

東京スカイツリーと同じ高さだとチェーンソーカービングの作品であるウサギさんが解説板を持って待っていてくれました。フクロウさんもいて休憩もできます。

山北方面と湯触地区への分岐点通過、12時 37分。

少し遠回りして都夫良野地蔵堂へ参拝に立ち寄りました。

酒匂川沿いに下山、谷峨駅まで 25分の標示板あり。

吊り橋を渡り、御殿場線の谷峨駅に向かう。

酒匂川の河岸段丘から望む、東名高速道路。

13時50分、可愛い無人駅舎の谷峨駅に無事到着しました。

運よく電車も直ぐにあり、14時05分には山北駅に戻りました。

 

 

 

 

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