いやー、新発田駅の「駅そば」が撤退したそうで、知らなかった。どうも去年の秋口?正確な時期は調べましたが分かなかった。あまりお世話になることはなかったが、最後に口にしたのはいつのことやら…とはいえ残念なことだ。
このそば屋の経営は、かの駅弁屋「新発田三新軒」で、名のとおり、三新軒から分離して新発田駅で駅弁事業をやっていた会社だが、現在新発田市に事務所はなく、本拠地は新潟駅での販売、事務所・調理場は新津になっている。独創的な駅弁「まさかいくらなんでも寿司」などで、今もマニアには根強い支持を集めている駅弁を調製している会社だ。
駅弁離れ?駅そば離れ?というよりも、当地域の中心地である新発田でも、鉄道利用者の減少が顕著であり、時代のすう勢としかいえない。鉄道の風物詩がまた一つ消えた…。
これで、羽越本線の改札内で駅そばを食べることのできる駅は、終点でターミナル駅である秋田駅のみということになる。そう考えると、新発田三新軒さん、古巣でがんばったよね!学校の帰りや飲んだ帰りに世話になった友人面々、多かっただろうに…。