地元の中学校で、体育の授業で行われて「柔道」の時間を見学してきた。
今年度から中学校でも導入された「新学習指導要領」で、体育で武道が必修化されたことによる。導入寸前になって、各地で「柔道は危険なのでは?」との議論が巻き起こったこと覚えている方も多いのでは。
市内の学校のほとんどでは、以前から柔道の授業を行っており、先生方も子どもも特に違和感はないと思うのだが、少しでも安全に配慮しようと、専門家を外部講師として招いているのが、この学校。
これが、「礼に始まり、礼に終わる」という武道の精神的な部分を学び、容易に子ども達に伝えることはできている様子。外部講師だからこそ緊張感を持って、「日本の伝統と文化」を学ぶことに役立っているようだ。
この日は、柔道経験者の当該学校の先生のほかに、外部講師として市の柔道連盟の会長と、県協会の副会長が参加。20数人のクラスで、何とも贅沢な布陣である。