昨年暮れに発表された、春のJR東日本のダイヤ改正に触れておく。
東北新幹線「はやぶさ」に続き、全ての「こまち」がE6系(写真上:2013年5月東京駅で)で320キロ運転(宇都宮~盛岡間)を開始することや、来春、北陸新幹線開業時に導入されるE7が長野新幹線に先行運用されることなど、新幹線は充実の一途を見せている。
気になる地元羽越線の「いなほ」は、E653系が増便。これで現在一往復のものが、全7往復中5往復がE653系になることから、一変する感じがするでしょうねー。
実際、発表のダイヤでは、3編成あれば足りるのですが、常磐線で5色の車両のうち、何色が投入されるか?試運転では、黄色(イエロージョンキル)と青(ブルーオーシャン)などが確認されている。
一方、ブルトレの「あけぼの」号(写真下:2003年青森駅で)が運転を終了する。これ、個人的にも思い入れの深い列車なんだよなー。「日本海」に続き、地元を走るブルトレはこれで灯を消すことになるのはさみしい限りだ。
1分2分の時短を図るため躍起になるJRはじめとする鉄道事業者。その波は地方へも押し寄せている。利用状況を考えれば、別な角度から活性化を図らないと、いずれ切り捨てられるとの思いは消えない。
加えて、被災地の鉄路復旧にも、何とか目を向けてほしい。