30日から、地元の日中友好交流団の団長として、黒龍江省に来ている。今年8月以来、2回目。意外に早く訪中が実現した。
ハルビンから北に100キロほどの友好都市・綏化市の訪問を終えたが、今回も熱烈な歓待を受けた。この夏は、新潟県と黒龍江省の友好提携30年事業で、ハルビンどまりだったが、綏化へは二年ぶり3回目の訪問。
見渡す限りの平原の中にある綏化市は、東北地方独特の温かい人柄。遠くから訪れた私たちを「古い友人」としてもてなす風習がある。自然も豊かで、食べ物もおいしい。
日中間には、さまざまな国際問題が存在しているのは確かだが、地方都市や一般の方々にとっては、全くと言って関係ないことのようだ。
我々の訪中ツアーによって、少しでも日中間の関係改善や互いの交流が進むことを祈るばかりだが、少なくとも今回双方の参加者の中は、友情を深めること、交流の大切さが実感できたように思える。
(写真上:綏化市での招宴の様子、写真下:見渡す限りの大地の夕日)