コンラートローレンツの著作や他の論文を読んでいたら、そもそも犬の飼養について人類は他の家畜以前に歴史上数万年単位で暮らしていたことが記述されていました。
そういえば、昨年何回か出かけた上野でのラスコーの壁画展でもそんなことが説明書きがあったような・・・
もともとは、オオカミの中で人間(ネアンデルタールやクロマニヨン・・・)に親和性があった個体が飼われて犬として分化した説ですが。
最近の研究だと、犬を飼養していると飼い主も犬もアイコンタクトをしていると脳の視床下部からオキシトシンが分泌されて相互理解が深まり飼い主も争そい事を回避する機能が働くとのことで書かれていました。
拙宅では、三頭のラブラドルレトリバーがいましたから、飼い主の私は早暁から6つの目玉アイコンタクトをしていることになり、オキシトシンが多量に分泌されて、イライラが無くなっていたはずなんですが・・・
また、別の研究だと、犬を飼養していると飼い主の心臓疾患のリスクが激減するとか・・・
3頭もラブラドル犬を10年以上も飼養していて、重い心臓疾患になってしまった私の場合は、飼養していなかったらもっと重篤な状態になったのだろうか・・・