またウオッカが安田記念を制しました。
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【安田記念】ウオッカ連覇!牝馬初のGI6勝目!(サンケイスポーツ)
7日、東京競馬場で「第59回安田記念」(GI、芝1600メートル)が行われ、武豊騎手騎乗で圧倒的1番人気のウオッカ(牝5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が馬群を割って抜け出し、1分33秒5で快勝。牝馬初のJRA・GI6勝目を挙げた。レースはローレルゲレイロが好スタートから先頭に立ったが、押して押してコンゴウリキシオーがかわして先頭に。注目のウオッカは中団の内、そのすぐ後ろにディープスカイ、出遅れたスマイルジャックとファリダットは最後方からの競馬となった。直線を向いて、2番人気ディープスカイが抜け出し、ウオッカは持ったままの手応えだったが、前が詰まり行き場を失う苦しい展開。しかし、前が開いた残り1ハロンから抜群の瞬発力を発揮し、並ぶ間もなくディープスカイをかわし、最後は抑える余裕もみせ、1984年以降、ヤマニンゼファー(92・93年)以来2頭目の安田記念連覇を達成した。(後略)
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前回のヴィクトリアマイルG1では、牝馬相手に圧倒的な力の差を見せたウオッカですが、さすがに牡馬相手では苦戦するだろうと思っていました。しかしながら、直線では前を塞がれた苦しい展開にもかかわらず、残り1ハロンでアッサリと抜け出して勝利を手にしました。もし直線で前が開いていたら、ヴィクトリアマイルと同様に大差を付けていたかもしれません。本当に凄い牝馬です。でも今年初めに引退したダイワスカーレットがここに居たら、また違う展開になっていたかもしれません。強いライバルの不在が、ファンとしてはちょっと寂しい感じがします。今年引退が噂されていますが、その前に3歳女王のブエナビスタや、ダービー馬ロジユニヴァース、アンライバルド等との対決を見てみたいです。夢は叶うのでしょうか。