ハイブリッド車がよく売れているようです。
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売れ筋「エコカー」に集中…新車販売、8台に1台がHV車(読売新聞)
日本自動車販売協会連合会などが4日発表した5月の新車販売ランキング(軽自動車を除く)はトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」が1万915台で初の首位、4月に首位だったホンダの「インサイト」が3位に入るなどハイブリッド人気が鮮明になった。HVの販売台数は2万1601台と全体の販売台数(17万8503台)に占める割合は4月の9・1%から12・1%に上昇し、5月に売れた車のほぼ8台に1台がHVという計算だ。(中略)6月は新車買い替え補助制度の受け付けも始まり、HVや低燃費小型車の販売増が期待されている。
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日本政府の思惑がピタリと当たり、ハイブリッド車がよく売れているようです。「ハイブリッド」という、何となく口当たりの良い新しい言葉の影響もあるでしょう。「ハイブリッド」は、今年の流行語大賞の候補になりそうな気もします。もしこれがエンジンとモーターの「コンビ・カー」なんていう名前だったら、これほど売れなかったと思います。それはともかく、ハイブリッド車は燃費が良いということで評判になっています。燃費というのは、燃料1リットル当たりの走行距離を指しますが、モーターで動く割合が増えていくと当然燃料の使用量は減っていくことになります。将来は、プラグインハイブリッドや電気自動車が主流になると予測されていますので、その場合の「燃費」の測定はどうなるのでしょうか。家庭用のプラグで何千円分も充電しておきながら「燃料代はゼロ」ですという話も何だか変です。新しい燃費基準が必要になりそうです。電気自動車が普及したら「電費」になるのでしょうか。