F-22の航空ショー参加が中止だそうです。
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F22、仏航空ショー参加中止=軍事機密解析警戒か-米空軍(時事通信)
米空軍が、開幕したパリ国際航空ショーへの最新鋭ステルス戦闘機F22の参加を取りやめていたことが、16日までに分かった。F22を製造する米ロッキード・マーチン社が明らかにした。
同社は「空軍が参加中止を数週間前に決定した」としているが、詳しい理由は不明。ロイター通信は「レーダーに映りにくいF22のステルス性能などの軍事機密が、解析されることを防ぐためではないか」との見方を伝えている。軍需産業関係者は、同通信に「仏政府はかつて、航空ショーの参加機をレーダーで追尾したと伝えられており、米国側に懸念があった」と指摘している。
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「レーダーに映りにくい」F-22というのは最高の軍事機密だと思いますが、旧共産圏での航空ショーならともかく、西側の航空ショーでもNGというのは意外な感じもします。フランスは親米国ではないので、このような措置になったのかもしれません。航空ショーのデモでさえこの調子ですから、機密漏洩に甘い日本への輸出を許可しなかったのも判るような気がします。