5月からの連続G1レースも終わり、春の東京競馬場のレースも明日までとなりました。
今日は初夏のやや蒸し暑い1日でしたが、何故か通常の土曜日よりも観客が多かったように思います。
朝の第2レースでは、最後の直線のスタンド前で柴田善臣騎手の馬が大きく転倒し、柴田騎手が落馬しました。後続の馬に蹴られたのか、その後救急車が来るまで動かなかったので、メインスタンドが一瞬凍りついた雰囲気でした。騎手は幸い打撲で済んだようですが、馬の方は残念ながら骨折のため予後不良(安楽死)となってしまいました。健気に立上がって運搬車に乗り込んだ馬が、何となく哀れな感じがしました。先頭を頑張って走っていたのですが。これまで何度もレースを見てきましたが、平地レースの直線で落馬を見たのは初めてです。
もうひとつ初めてだったのが、左回りの東京コースでの右回り競争です。写真の通り東京コースを通常とは逆に走っています。これはレースではなく、発馬機のところへ向かっている様子ですが、発走時間の関係で一斉に走り出したため、まるで競争しているように見えました。
今日は、いろいろ珍しい風景が見られて面白かった。肝心の馬券のほうは、相変わらず連敗続きでしたが。