レッドソックスの松坂ですが、相変わらず調子が上がらないようです。
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崖っぷちで背信投球の松坂、地元ファンからブーイング(ISM)
今季2勝目をかけてアトランタ・ブレーブス戦に先発したものの、5回途中6失点でKOされ、5敗目を喫したボストン・レッドソックスの松坂大輔投手。地元ファンからはブーイングを浴び、先発ローテーションから外される危険もいっそう高まってきた。この日の松坂は初回に先頭打者ホームランと押し出し四球で2点を失うなど、序盤から不安定なピッチング。通算210勝右腕ジョン・スモルツ投手のメジャー復帰が来週に迫っていることもあり、テリー・フランコーナ監督は「我々には起用法に多少の柔軟性がある。(22日の)休みの前に手を打つかどうかは分からないが」と、先発陣の再編の可能性を匂わせている。(後略)
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今朝は、松坂と川上投手が先発ということで、朝からMLB中継を見ていました。結果は川上投手が素晴らしいピッチングだったのに比べ、松坂投手は相変わらずの冴えない内容で負け投手となりました。初回からピンチを背負うのは毎度の事ですが、最近は得意の粘りも効かないようで、あっさりと失点してしまいました。
川上投手も同じ日本人で先発、同じグラウンドでの投げ合いなので比較していたのですが、ホームグラウンドの松坂投手のほうが敵地にいるような感じでした。しっかりボールを握って、低めに投げている川上投手に対し、松坂投手はストレートでも変化球でも狙ったところに行かずボールが抜ける感じがありました。MLBの経験は松坂投手のほうが2年先輩なので、MLBのボールの違いには慣れているはずですが、もしかするとMLBのボールは、松坂投手の手には大き過ぎるのかもしれません。なので、立ち上がりは滑るボールに慣れるのに時間が掛かり、慣れると良い球が増えてくるのですが、球数が増えると握力が低下してコントロールが定まらないという悪循環になるのかな、なんて考えていました。松坂投手に限らず日本人で結果にバラツキがある投手は、意外と別のフィジカルな要因もあるのかも。あくまで素人の見方ですが。