【創作note】はじめましてリフレイン ~好きなことを書く
同じことを何度書いてもいい。
(そう思えるようになって随分楽になった)
昔は今と違い「書くことは一度切り」と思い詰めたようなところがあった。だから、書くことは怖くて不安だった。何かを書き出すことで、自分の身は削られ何かが確実に失われる。書いてしまった以上、書く前の自分に戻ることはできない。そのような観念にとらわれていたのだ。
おはようは、繰り返されるもの。好きな場所には、繰り返し足を運ぶもの。書くことも例外ではない。前に書いたことはもう書けない? 同じようなことは書く意味がない? それはそれでいいではないか。
サスペンスドラマや新喜劇なんていつも同じじゃないか、と思う人もいるかもしれない。しかし、その場その場で「新しい気持ちで」作れば、それはそれぞれ新しいのではないだろうか。(同じと言えば、どんな人間も、猫も、星も、一日も、一生も、同じと思うこともできる)
「好きなことを書けばいい」
好きなことはあまり変わらない。
いい感じで忘れるところは忘れている。
だから、また改めてそれを書くことができる。