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無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

クロユリ団地

2013-05-24 | 2015以前の映画評


「クロユリ団地」 中田秀夫監督 ×

 ホラーの巨匠中田監督が老朽化していく団地を舞台に、日常に潜む恐怖(ドメスティックホラーというそうです。)を描きました。
 両親と弟とクロユリ団地に越してきた明日香(前田敦子)ですが、学校であの団地には「出る」といううわさを耳にします。数日後、隣室に住む老人が孤独死しているのを発見します。その頃、公園で遊ぶミノルという少年と知り合います。すると明日香の周りで次々と奇妙なことが起きるようになるのでした。そのことを遺品整理業者の笹原(成宮寛貴)に相談するのですが・・・。
 前半部分は「なんか奇妙だな」と思わせる効果もあったので「ドメスティックホラー」として期待させたのですが、結局はおどろおどろしい特殊メイクと「エクソシストもどき」の世界となり、普通のホラーになってしまいました。ラストに救いがないのも残念です。恐怖心を乗り越えて観ている観客にはもう少し「よかったよかった」と思えるご褒美がほしいですね。
 タバコは成宮寛貴がタバコを映すためだけに喫煙しました。このシーンは全く不要です(×)。製作には電通が入っているからでしょうか。

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マリーゴールド・ホテルで会いましょう

2013-05-24 | 2015以前の映画評


「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」 ジョン マッデン監督 英米UAE × ☆

 「インドの高級リゾートホテルで魅惑の日々を」そんな甘い言葉に魅かれてイギリスからシニアの7人の男女がやってきました。7人を待っていたのは「高級」になる予定のオンボロホテルと異文化の強烈な洗礼でした。やる気だけはある若いオーナー(デヴ パテル)に押し切られるように、それぞれの事情を抱えた7人はそこで生活を始めるのでした。
 気の利いた脚本とジュディ デンチほか名優たちの熱演、そしてインドという異文化体験ができ大変おもしろい作品です。シニア世代が生き生きしていてうれしいです(☆)。
 タバコは7人のうちのひとり女好きの男が1度葉巻を吸いました(×)。

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