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「ボクは坊さん。」 真壁幸紀監督 ☓☓
24歳で突然住職になったボクの奮闘記です。
祖父が急死したため、四国八十八ヶ所霊場の五十七番札所・栄福寺の住職となります。修行はしていたものの実際に住職になってみると知らなかったことばかりです。その上ちょっとうるさい檀家にあれこれ言われたりして戸惑うことも多いのですが、幼なじみに励まされたり、修行仲間と酒場で愚痴をこぼしたりしながら少しずつ住職らしくなっていくのでした。
修行した人でも知らなかった「坊さんワールド」が紹介されるだけでなく、坊さんなのにタバコは吸うし、酒も記憶が亡くなるまで飲むし、人間的といえば人間的な世界も描かれています。
高野山開創1200年を記念した作品らしく舞台となった四国の風景も美しく登場しています。
タバコは、坊さん修行仲間のひとり(濱田岳)が修行中から喫煙者で、一般の会社に就職後も喫煙者でした。(☓☓)また、「お寺の境内に喫煙所を作ろうか。」という会話がありましたが、境内はもちろんのこと、高野山をはじめ仏教に関係するお寺などは敷地内を禁煙にすべきでしょう。ちなみに東京の巣鴨にあるとげぬき地蔵尊で有名な高岩寺は敷地内禁煙はもちろんのことタバコに関してはとても厳しい規制があることで知られています。全国のお寺は見習ってほしいものです。