伊万里・大川内山を訪れる。秘窯の里、と言うそうだ。この街は、周囲を岩山で囲われて、その昔は関所1か所設けると、もう逃げ場がないため、秘密が漏れなかったそうだ。街の入口の橋も陶磁器が張られている。
入口の橋、陶磁器が飾ってある
街の裏山は岩山、ここで材料が取れたそうだ
材料の青磁原石
登り窯、昔の窯が保存されている
ここで目立つのは、伝統工芸士、窯の1件、畑萬さんのお店に入る。お店の方に伝統工芸士のことを聴いてみた。予想通り、資格取得は結構厳しい。まず、陶磁器の仕事を15年以上やっていること、そして試験があって、学科と実技。実技は部門別に課題が与えれられて、それを時間内に仕上げる。1回の試験で合格は難しいそうだ。さらに、今はこの資格を取っても食べて行けない、というお話。今更だが、おいしい資格なぞ、世の中にはないんだな、ウム。
畑萬さんの伝統工芸士免状
女性の伝統工芸士もいる
伝統産業会館に飾られていた