すごい寒さが続いていた。秩父の名峰、武甲山ツアーに申し込んであったが、雪が多くアイゼンもないため、キャンセル。ようやく暖かくなって出かける。関東近辺の低山も雪が積もっていて、登れる山があまりない。という訳で、ここなら大丈夫だろうと筑波山へ。
中腹までは調子良かったんだが、だんだん残雪が多くなってきた。雪の多さより、凍っていて、滑るのだ。途中下りの人がアイゼンを脱いでいる。そしてとうとう滑ってしようがない場所まで来た。骨折しないうちに、断念、下山をする。アイゼン買わないといけないかなあ。
筑波山くらいは、雪の影響がないと思ったが、山は何があるか、わからない。下山中にもどんどん登山者が登ってくる。中には運動靴で荷物のない方もいる。彼ら、彼女らはどこまで登るつもりだろうか。滑って転んで、大怪我でもしたら、どうするつもりだろう。この日は、ケーブルカーは点検で動いていない。
帰りに筑波山温泉に入る。青木屋という旅館の7階で、展望がいい。この温泉、何度か入ってるが、どんな成分だが、今回はじっくり調べてみた。温泉ソムリエで学習したテキストを使う。
「アルカリ性単純泉」。単純泉とは、温泉成分が規定に値に達しておらず、源泉が25℃以上の場合だ。成分表をじっくり眺めてみたが、残念ながら、どの成分も温泉法の規定値には達していない。そして温泉分析書にも、源泉温度や、ペーハーなどが書かれていない。この分析表は何だ? 役に立たないね。