二日ほど続いた気の張る研修が終わって、気分転換に奥武蔵へ。夏の北アルプスのトレーニングを兼ねて、奥武蔵の伊豆ヶ岳へ。伊豆ヶ岳から子の権現までの縦走だ。
伊豆ヶ岳そのものは800㍍ちょっとと高い山ではないが、この後に続く山々はアップダウンが大きく、累積標高差が1,000㍍を超えるためだ。1,000㍍超は50歳代になってまだ経験がなかった。からだが相当重くなっているからね。
早朝に自宅を出て、八時半頃、西武秩父線の正丸駅に着く。十数年ぶりに訪れる駅だ。ここから、歩き始める。馬頭観音を左折して、山道になり、途中から急登になる。
カエルに似てるため一枚
馬頭観音、観音様は板に書かれたものだけ
そして頂上直下の男坂、女坂に到着。男坂は自己責任で、と書いてある。仕事ができなくなったら、一人会社では廻らないことから、女坂を選択、こっちも結構キツイ。2時間弱で伊豆ヶ岳頂上に到着。夏は樹木が生えてて、景色がない。冬とまるで別の山だ。
伊豆ヶ岳の男坂、岩盤は樹木でよく見えない。
伊豆ヶ岳山頂、夏は景色がない
そして急勾配を下り、また急登。これを繰り返し、古御岳、高畑山、中の頭、天目指峠へ。
次のピーク、古御岳
その次のピーク高畑山
もういっちょ、中ノ之頭
ようやく天目指峠に到着
昼食もほどほどに、愛宕山、子の権現を目指す。再び登り。十数年前と違って今回は、比較的疲れずに登れる。これが最後のピークかと思うと、次のピークが現われる。子の権現からは、急な下りで膝が笑う。よくやくお待ちかねの浅見茶屋に到着。おしること抹茶アイスを戴き、吾野駅へ。トータル7時間のコースだった。
こんな岩山登り
子の権現に到着、このわらじとげたは金属製
昭和一桁からやってるそうだ、浅見茶屋
これで、1,000㍍の標高差は体力的にイケルことを確認。また実質6時間歩いたことで、継続してこの程度の時間は歩けることも確認。今日は筋肉痛だ。トレッキングマスターも近い。次はどこに行くか。