戦後新しい日本国憲法が施行されて今日は62年目の憲法記念日です。
考えて見ると、私達の権利や義務、社会生活を、根本的に定め守って呉れている アリガタイ法律が憲法です。
私達は権利等を主張する時には必ず「その様に憲法に定めてある」と言う引用語で相手を言い負かせた、経験が一度や二度ある筈です。
その様な大事な憲法ですが、急速な社会状況の変化で現実にそぐわない点も多々 出てきました。
國の行き方から、社会を律する我が国最高の法律です。
当然時代に合った改正は当然の事だと思います。
処が憲法9条の問題がどうしても避けて通れない規定で、憲法改正はタブー化され
戦後歴代の総理は避けて来ました。
憲法改正の手続き法さえ整備されていませんでした。
先々代の阿倍内閣の折、国民の討議が充分に為されないまま、国民投票法が成立
し、いよいよ来年から施行されます。
処が言い出しっぺの阿倍首相がその年の参院選で自民党大敗、その責任を取る形で
内閣を放り出してしまいました。
国民投票法では改憲論議の場になるはずの衆参両院の憲法審査会の委員数を定める
審査会規定すら制定出来ず、全然機能していない状況です。
どだい、憲法改正には、衆参両院の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し、国民投票で過半数の賛成が必要と言う高いハードルがあります。
早い話、憲法改正はダメと言う規定が有るに等しいものです。
憲法改正に対する各政党の立場はそれぞれ異なります。
自民党は早く憲法審査会を立ち上げ議論を尽くし2010の国会に憲法改正案を
発議したいと言う立場です。
公明党。国民新党。新党日本何れも、憲法9条は堅持して国民の権利義務や生活面での改正を目指す意向。
なお新党日本は自衛隊の役割に国際救助隊を付記する事を主張して居ます。
民主党は憲法改正の是非の論議を巻き起こし国民の総意で決したいとの意向。
しかし民主党には護憲派と改憲派の対立が見受けられます。
社民党と共産党は、憲法9条の改正に繋がるので全て反対の護憲派です。
それぞれの立場によって、当然言い分は違って来るでしょうがどれが一番国民に
とってベターなのか、選ぶのは国民です。
戦争放棄は大変結構です、確かにこの条項があったので日本はこの60余年間は
戦争に巻き込まれる事も無く過ごしてきました。
しかし世界情勢は変化しています。米ソ対立時代は遠い昔となったとは言え、世界中まだ争い事は絶えません。
日本国民の生命と財産を守るためにはどうしても、有る程度の力が要ります。
そして今や日本は、世界の一員として生きて行くからには、傍観者で居る事が出来ない様な立場になっています。
何よりも、実体は軍隊である自衛隊の処遇をどうするのか?
このまま「日陰者」にしてズルズル軍国化の道を歩いていいのか?
これからの日本国をどうやっていくのか?それを決めるのが憲法です。
また私達の権利義務は、40程の権利の保障と「勤労」「納税」「教育」の三つの
義務の規定しかありません。
今月から実施される裁判員制度の「参加義務」は憲法では規定されないのか?
「環境権」「プライバシー権」等の追加をどうするか?
是まで私達は事の大きさに戦き憲法問題には目をそむけて来ました。
しかしどうやら、何処かの國の「手先」の言い分だけに拘らず、我々日本国民の 考えをハッキリ決める時が来た様です。
憲法記念日に際し、拙文で申し訳ないが自分の考えを纏めてみました。
考えて見ると、私達の権利や義務、社会生活を、根本的に定め守って呉れている アリガタイ法律が憲法です。
私達は権利等を主張する時には必ず「その様に憲法に定めてある」と言う引用語で相手を言い負かせた、経験が一度や二度ある筈です。
その様な大事な憲法ですが、急速な社会状況の変化で現実にそぐわない点も多々 出てきました。
國の行き方から、社会を律する我が国最高の法律です。
当然時代に合った改正は当然の事だと思います。
処が憲法9条の問題がどうしても避けて通れない規定で、憲法改正はタブー化され
戦後歴代の総理は避けて来ました。
憲法改正の手続き法さえ整備されていませんでした。
先々代の阿倍内閣の折、国民の討議が充分に為されないまま、国民投票法が成立
し、いよいよ来年から施行されます。
処が言い出しっぺの阿倍首相がその年の参院選で自民党大敗、その責任を取る形で
内閣を放り出してしまいました。
国民投票法では改憲論議の場になるはずの衆参両院の憲法審査会の委員数を定める
審査会規定すら制定出来ず、全然機能していない状況です。
どだい、憲法改正には、衆参両院の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し、国民投票で過半数の賛成が必要と言う高いハードルがあります。
早い話、憲法改正はダメと言う規定が有るに等しいものです。
憲法改正に対する各政党の立場はそれぞれ異なります。
自民党は早く憲法審査会を立ち上げ議論を尽くし2010の国会に憲法改正案を
発議したいと言う立場です。
公明党。国民新党。新党日本何れも、憲法9条は堅持して国民の権利義務や生活面での改正を目指す意向。
なお新党日本は自衛隊の役割に国際救助隊を付記する事を主張して居ます。
民主党は憲法改正の是非の論議を巻き起こし国民の総意で決したいとの意向。
しかし民主党には護憲派と改憲派の対立が見受けられます。
社民党と共産党は、憲法9条の改正に繋がるので全て反対の護憲派です。
それぞれの立場によって、当然言い分は違って来るでしょうがどれが一番国民に
とってベターなのか、選ぶのは国民です。
戦争放棄は大変結構です、確かにこの条項があったので日本はこの60余年間は
戦争に巻き込まれる事も無く過ごしてきました。
しかし世界情勢は変化しています。米ソ対立時代は遠い昔となったとは言え、世界中まだ争い事は絶えません。
日本国民の生命と財産を守るためにはどうしても、有る程度の力が要ります。
そして今や日本は、世界の一員として生きて行くからには、傍観者で居る事が出来ない様な立場になっています。
何よりも、実体は軍隊である自衛隊の処遇をどうするのか?
このまま「日陰者」にしてズルズル軍国化の道を歩いていいのか?
これからの日本国をどうやっていくのか?それを決めるのが憲法です。
また私達の権利義務は、40程の権利の保障と「勤労」「納税」「教育」の三つの
義務の規定しかありません。
今月から実施される裁判員制度の「参加義務」は憲法では規定されないのか?
「環境権」「プライバシー権」等の追加をどうするか?
是まで私達は事の大きさに戦き憲法問題には目をそむけて来ました。
しかしどうやら、何処かの國の「手先」の言い分だけに拘らず、我々日本国民の 考えをハッキリ決める時が来た様です。
憲法記念日に際し、拙文で申し訳ないが自分の考えを纏めてみました。