世論調査野田内閣支持微減・判らないが微増

ロンドンオリンピックも今日で終わりました。

出だしで躓き金メダル獲得に暗雲がさした時も有ったが終わって見ると、メダル数は
最多と云う誠に喜ばしい結果となった様です。

処で政治の世界は盆前に社会保障と税一体改革法案が可決成立し、ほっと一安心と
云う処ですが、気になるのが、解散総選挙は何時になるかです。

巷での噂では、１０月以降が有力で、直ちに解散は無いのではとの事です。

今回共同通信が定例の全国電話世論調査を行いその結果を発表しました。

まず野田内閣支持率は前回に比べ０・２ポイント減で２７・８％です。
支持しないも前回に較べ１ポント減で５９・０％、これはどう云う事でしょう。
それと判らないと迷って居る回答が１・２ポイント増えて１３・１％です。。
何となく野田政権の立場を判ろうとする人や迷う人が増えてきたのか？

支持政党では民主党が３・６ポイント大きく減って１１・８％。
自民党は３ポイント増で２０・８％少しずつ自民党が復調して来た様だ。

今回の消費税増税が三党合意で成立したことを評価するが４６・６％です。
これに対し評価しないが４９・５％でやや優勢ですね。

消費税増税に対しては賛成が前回より１・２ポイント減で４２・２％。
反対が０・９ポイント増で５６・１％でした。
本音と建前も、実施が現実化して来ると本音優先は仕方ない事かも。


三党首合意の近いうち解散は何時が良いか問うた処出来るだけ早くが３５・１％。
秋から冬が２２・５％で、任期満了・来年夏衆参ダブル選挙が２４・６％も有った事は
些か驚きです。

政府提案の２０３０年の原発比率についてはゼロ％が４２・４％。
１５％が３４・２％です。
２０～２５％は１６・８％で世の流れは脱原発ですね。

米軍の日本駐留は日本やアジアの平和維持に貢献して居ると言う回答は６８・５％
余り貢献してないが２７・６％もある事は注目に値します。

オスプレ配備については７０・５％が反対。
賛成が２５・９％あった事にも些かオドロキです。

今回の韓国大統領竹島上陸に対する日本政府の対応は５０・４％が不満で評価せず。
評価するが４４・７％で中半、諦めムードがある感じ。

政界再編の枠組みについては、民主自民大連立が前回より４・６ポント増えて２４・４％
民主党中心は７・６％で自民党中心は１６・２％でした。

政界再編で新たな枠組みを希望は前回から５・５ポイント減って３３・３％でした。
又判らないと答えた人や無回答は前回より４・２ポント増えて１７・０％でした。

国民も政界再編には迷って居る事が浮き彫りされた様ですね。

多寡が一マスコミの世論調査とバカにする向きもあろうかと思いますが案外国民の本音が
見えて来るのでは無いでしょうか？