日々好日

さて今日のニュースは

石原東京都知事辞職・国会復帰宣言と新党結成宣言

2012-10-25 15:56:13 | Weblog
本当に政治の世界は何が起きるか判らない。

石原東京都知事は今日都庁で緊急記者会見を行い、東京都知事を辞職して国会に復帰する事を
宣言しました。

と同時に新党を立ち上げて仲間と保守勢力を再結集して第三極を目指す事も合わせて宣言した。

全く人騒がせな人でこれでまた台風の目が増えて来ました。

2~3日前までは新党結成の質問を煙りにまいて居ましたが、その後日本維新の会の橋下代表と
立ち上がれ日本の平沼代表と都内で密談。

何やらただならぬ気配はあったものの、こう突然都知事辞職、新党結成。衆院選立候補と次々
に発表されると周りはただオドロキ慌てるだけです。

石原東京都知事は尖閣諸島問題でも火付け役で次々と問題を起こしたがる人の様です。

自分が絶えず中心に居ないと気が済まない人の様で、世界は自分の為に廻って居ると信じる
貴重な存在かもしれません。

恐らく立ち上がれ日本を中心に、自民党・民主党等で同じ考えを持つ人達を結集しての新党
結成になる可能性があります。

基本的には憲法改正して、国防を重点に独立国日本の正しい主張を通す事を常、日頃口に
して居られるので恐らく右寄りの立場ではないでしょうか?

理想が高い様で、安易な自己保身のための入党は許さない厳しいものになるでしょう。

場合に依っては政界再編時期が早くなる可能性も出て来ました。

今回の新党結成は小沢氏の時の様な、自己保身の議員の集まりでない可能性が高いので
政界に可成り影響が出て来る可能性が出て来ましたね。

場合に依っては民主党政権なぞ吹っ飛ぶかも知れませんね。

しかし泰山鳴動ネズミ一匹の喩えの様に何も起きないかも知れません。

規制委の放射能拡散試算の発表が意図する事は?

2012-10-25 08:57:11 | Weblog
何故かこの時期に原子力規制委員会は福島原発事故の様な事が全国の原発で起きた場合
放射能物質がどの様に拡散するかを調べた試算結果を公表しました。

出来たばかりの原子力規制委員会が脱原発に向けて動いて居る事を世間にアッピール
する為の今回の公表とも取れます。

原子力委員会は設立当時から原発推進派が多くを占めその動向には疑問視された向きも
有った様で、国策に沿う様に姿勢を明確にしたのではと思われる節も見受けられます。

民主党政権は基本的には2030年原発ゼロに向けて始動しだした言う状況ですが是に
対して産業界や立地自治体からは、反対が表明されて居ます。

是に対する警告として今回の原子力規制委の全国試算結果の公表と見るのが妥当かも・・

試算は全国16の原発で福島原発事故と同量の放射能放出場合。
全炉心が溶解した時、原発の総出力に応じた放射能放出した場合。

この二つパターンを想定して1年間の風向き・風速・降雨量等の気象データーを用い
試算したが、地形の影響は考慮されて居ないとの事です。

各原発設置地域毎に避難地域と方角を示して居ます。

基本的には、規制委が策定中の原子力災害対策指針では、原発から半径30キロ以内が
「原子力災害対策重点区域」が目安です。

具体的には、全炉心溶解で柏崎刈羽・大飯・浜岡・福島第2の4っの原発は要避難地域
は半径30キロを超えるとし、特に柏崎刈羽は東南東40・2キロ以内が要避難地域と
しています。

九州川内原発は福島原発事故と同等の場合は北北東22・4キロ内が要避難地域。
全炉心溶解の場合は21キロで阿久根・薩摩川内・いちき串木野の一部が要避難地域。

玄海原発で福島原発事故と同等の場合、玄海町・唐津市一部が東北東21・3キロ内
全炉心溶解では、東北東に27・5キロまで延び福岡県糸島市姫島・糸島半島付近まで
要避難地域となる可能性が高い。

この様に全国的に具体的に要避難地域と方向を示唆しています。

これで各関係自治体はこの指針をもとに来年3月まで住民の避難方法を纏めた「地域
防災計画」を作り変える事になりそうです。

当然指針に言う30キロを超える地域指定も出てくるかもしれません。

ただこの試算の公表は農業生産者や漁業従事者にとっては大変迷惑なものであるかも
知れませんね。

解散要求最優先の自民党に迷い?

2012-10-25 08:07:05 | Weblog
自民党はまずは野田首相が明言した近い内解散の即実施なくては、国会審議等
一切応じないと頑な姿勢を崩しません。

当然国家財政が涸渇しようが知った事ではない、全てそれは民主党政権のせいと
してきました。

そのため三党首会談でも解散の確約がないと前に進まないと公明党と口を揃えて
臨時国会開催すらゴウーサインを出さなかった。

民主党政権は仕方がないので単独で今月末臨時国会開催を決めました。

前の通常国会の参院で首相問責決議したので、一切の審議には応じない、勿論
首相の所信表明にも欠席する事を申し合わせすると言う徹底ぶりです。

国民の感覚からは完全な職務放棄としか取れません。

処が自民党内にはこの様な武闘派ばかりでは無い様で、このまま解散確約無くては
一切応じないとすれば、国民からの賛同を得られないとする一部議員が出て来た様
ですね。

一応臨時国会での首相の所信表明はボイコットしても、国家財政の涸渇は避けねば
ならないので、債券発行特例法案だけでも成立させてはどうかとの動きがある。

当然武闘派は、それでは甘い、この際徹底的に民主政権を打倒すべきとしています。

是に同調してか山口公明党代表も何時になく強固姿勢を崩しません。

政治の世界は摩訶不思議な世界ですので、なんでもアリです。

敵の敵は味方は常識。今後どう変わって行くのやら・・・