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3月月例経済報告の景気判断5ケ月振り下方修正なれど、消費税増税断行

2016-03-24 06:39:12 | Weblog

世界経済先行き不安等で来年4月消費税増税を再び先延ばししては、と言う話が
急浮上しそれが一人歩きし出しています。

折角ここまで景気回復の兆しが見えだしたのに此処で消費税増税すると元も子も
なくなると言うのが大方の見解です。

それに阿倍首相の消費税増税へ対する考え方に微妙な変化が見られた。

また5月開催の伊勢志摩サミットへのデータ集めとして開かれた「国際金融経済
会合」で、ノーベル経済学賞を貰った経済学者が日本は今増税する時期ではない
との発言で一挙に増税先延ばしが現実のものとなって来た。

しかし日本の財政立て直しは国際的にも約束した最優先事項です。
財政立て直しには消費税増税が不可避とされて来た。
そして消費税増税を目当てのばらまきも既に公明党と同意されています。

阿倍首相も此処で増税の再延期を言えない程増税断行を表明してきた。

処で、政府は3月の月例経済報告を発表しました。

日本経済はこれまで一部に弱さが見られるとして居たが今回は弱さもみられるとの
下方修正をした。

私たちにとっては体した違いはない様に思われるが経済観測では大きな違いがある
そうです。

個別項目で企業収益は1年7ケ月振り下方修正。
海外経済の減速で製造業に大きな影響が出た事が要因。

個人消費では7ケ月振り下方修正。
株安原油安等、消費者の不安感が個人消費の伸び悩みが要因。

輸出・設備投資は微増で上方修正であったが横ばい程度。

景気の先行きについては海外経済の不確実性高まって居るが緩やかな回復に向かう事を
期待すると強気は崩していません。

阿倍首相も消費税増税方針に変わりはないと改めて強調して居ます。

先の国際金融経済分析会合で出た意見に、どの様に答えるのか興味が持たれますね。

 

 



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