トランプ政権が誕生して1年となります。
トランプ政権誕生の立役者で側近中の側近だったバノン首席戦略官は意見の
対立でばっさりと首を切られ近頃トランプ氏についての暴露本を出した。
それによると将か自分が大統領になるとは思ってなかったので準備不足で
相当慌てたと述べてあるそうです。
事の真偽は別として米国大統領に選ばれた事に一番驚いたのは本人だったかも
知れませんね。
大統領就任後、考えられない大統領令を発し米国を世界を振り回す事となった。
今回就任1年目でNHKが米国と日本の一部に世論調査を行いその結果を
発表したが、大変興味深いものです。
まずトランプ政権に悪い印象を持って居るは米国50%で日本54%。
よい印象は米国33%で、日本18%。
日本では殆どの人がトランプ政権には悪い印象を持って居ると言えよう。
トランプ政権の誕生で悪い方向に進んで居ると米国で58%、日本で55%。
よい方向に進んで居ると米国で34%で日本で18%。
日本でもトランプ政権になって米国は望ましい国ではないとの認識が増えた。
トランプ政権誕生で米国は分断されたと米国で62%、日本で70%が回答。
日米とも数の違いはあるが、現在米国は分断されて居るとの回答です。
トランプ氏の米国フアストがよいと米国では58%が日本では20%回答。
よくないと米国は36%が日本では66%が回答。
矢張り米国は米国第1主義が支持され、日本でも20%の支持があるとは
少し驚きです、国粋主義の台頭ですか。
北朝鮮に対し米国では脅威と50%が感じ、33%がある程度感じる回答
日本は是に対し48%が猛威と感じ、33%がある程度感じると回答。
両国とも8割が北朝鮮を猛威と感じては居るが切実さに欠ける気がする。
北朝鮮に対する両国の対応は下記の様な回答。
米国では即軍事行動18%軍事的圧力17%、経済的圧力24%
そして話合いが36%
是に対し日本は即軍事行動8%、軍事的圧力15%、経済的圧力31%
で話し合いが31%
大体日米考える事は同じ様ですが、日本でも即軍事行動が8%もある
事に驚きですが、何時日本が攻撃されるか判らない今そう言った考えも
頷けます。
なおトランプ政権は米国民の7割りから支持されて居ると言う。
トランプ政権になり雇用や経済が好転したのも主な理由の一つですが
米国民の大半を占める40代の白人・中産階級の支持が大きい。
是までの米国政府か富裕層や難民や移民優先の政策を取り中産階級は
忘れさられて居た事への不満の現れの様だ。
ただこれは放置すれば国粋主義・保護貿易・白人優先に陥る危険性が
極めて高い。
またトランプ氏の政策は一貫性がなく、雇用・国家事業の拡大を唱うが
また減税も約束する。
それでは財源は何処から出て来るのか?
それともトランプマジックを行うのでしょうかね?