日米両政府は空軍仕様のCV22オスプレイ12機を横田基地に配備する事で話合って居る事
が明らかに成りました。
ご存じの様に主翼両端のプロペラの角度を変える事でヘリの様に垂直離着陸と固定翼並みの
速度で長距離飛行が出来る新型輸送機オスプレイは空軍仕様のCV22と海兵隊仕様のM22
が有ります。
現在沖縄普天間基地に配備されて居るのは海兵隊仕様のMV24機です。
今回横田基地配備予定は米空軍仕様のCV22の12機だそうです。
オスプレイは搭乗員4名と戦闘員24名を運べる戦略上大きな働きをする大型の新型輸送機です。
航続距離は3892キロ最高速度520キロで高度8000メートルを飛行可能なすぐれものです。
ただ欠点は垂直と平行飛行が出来るだけに、操縦が難しく事故が多く此の機は未亡人製造機と
陰口を叩かれる様に事故が多い。
海兵隊仕様のMV22は10万時間当たり1・93に対し空軍仕様のCV22は同じく13・47です。
Mv22に較べてCV22は7倍程事故率が高い。
原因として空軍は空軍特殊部隊用で厳しい特殊作戦展開を予想しての過酷な訓練が多いため
と説明されて居ます。
今回この事故率が多い空軍仕様のCV22が横田配備となるかも知れません。
空軍仕様のCV22は初め沖縄嘉手納基地配備が検討されて居たが、沖縄基地負担軽減や
来るべき沖縄県知事選を考慮して横田基地配備に白羽の矢が立ったとか。
妙な事で横田基地も貧乏クジを引かされそうですね。
日本も来年度MV22オスプレイ17機をいよいよ導入する様予算要求しています。
事故率が低いMV22とは言え、発着予定基地となる佐賀空港に取っては心配ですね。