西日本で絶対の覇を誇って居た大型スーパーのダイエーがとうとう流通最大手のイオン
に吸収合併されダイエーの名前が消える事になりました。
60年代私達の地方都市に、まず九州地元の大型スーパーユニードが出店しました。
此処はデパートのない地方都市では夢の様な店舗でした。
何でも商品が安く手に入るし、子供達の遊び場もあり天国でした。
処が間もなく更に大規模のダイエーが進出して来て吸収合併しました。
ダイエーは価格の安さを武器に急成長しついには福岡に自前の球団を持つ程になった。
しかし成長は此処までで、バブル崩壊後経営破綻し最後はTOBでイオンの子会社として
ほそぼそと生き延びていました。
長崎等には今だダイエー店として280店が残って営業して居ます。
それが今回ダイエーはイオンの完全子会社となってダイエーの屋号が消えてしまう。
イオンは残って営業して居る店舗を整理統合して一本化を図る意向です。
名前は消えても大半はグループ店に統合され営業を続ける。
商売の世界では弱肉強食が常識の世界、弱い者は強い者に食い殺される世界です。
統合したイオンも何時また強い者から喰い殺されないと言う保証はありませんね。
イオンは11月末のダイエー臨時株主総会の決議で株式交換を実施します。
交換比率はダイエー株1株に対してイノン株0・115株です。
ダイエー株1000株でやっとイオン株の115株分に相当となるのですか。
なおダイエーは12月26日付けで東京証券取引所の上場廃止となるそうです。