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次々と打ち出す小池東京都知事政策果たして実現可能なのか

2016-09-12 06:48:24 | Weblog

小池東京都知事が誕生して1ケ月以上経ちます。

何しろ是まで都政を牛耳っていた自民党と戦っての都知事ですから、早速都議会からの冷たい
対応を受けた様です。

知事とはお互い協力関係にある都議会は新知事と会おうともしません。
とくに都議会を牛耳っている都議会のドンと言われる都議会議長はひどかったらしい。

着任早々まず東京の台所築地移転問題を取り上げた。
この問題は東京五輪と深い関わりがあって築地は晴海の建設予定の選手村と国立競技場を
結ぶ環状2号線上にあって邪魔な存在です。

そこで埋め立て地の豊洲に移転が石原都知事によって決定され工事が進み今年11月に
築地から移転営業開始となって居た。

処が小池知事に代わり豊洲の土壌汚染問題が急浮上し検査結果が出る来年1月まで移転
延期が下された。
他にも都予算が無駄に使われて居る事実や工事の杜撰さが明らかに成りそれに都議会が
関与して居る疑いまで出て来た様だ。

つぎに取り上げたのが東京五輪への余りにも高額な東京都予算に対する精査です。
東京五輪に支出する額は今や2兆円超えで当初予算の何倍にもなって居るとか。

ここでも一部都議会議員が暗躍し甘い汁を吸っているのではないかとの疑いが出てきた。
そこで小池知事は東京五輪予算の見直しを言明したとか。

そして取り上げたのが日本で一番多いとされた東京都の待機児童解消です。
待機児童解消に126億円の都補正予算を組んで対処する事。
保育所に空き屋利用・年度内保育所建設する団体への資金援助・収容児童を5千人増やし
1万7千人とする事。保育士の借り上げ家屋を補助期間を延ばす事等々・・・

最後に知事報酬年俸2896万円を半減し1448万円にカットする。
自ら身を削って都財政削減を示すと言うパフォーマンス。
一応都議会議員や都職員の報酬・給与のカットは要求しないとしているが都民に対し
心穏やかならんものが出て来た様です。

当然自分たちの報酬に関係して来るのでこの知事の提案には徹底的反対が予測される。

この様に打ち出される小池新知事の政策は都民には受け入れられても都議会は受け入れ
られないでしょう。

都議会がうんと言わねば何も決められないシステムになって居るので都議会は強い。

かってこの様な東京都議会改革を手がけた知事が居たが、都議会の壁で何も出来ずに
敗退した経緯があります。

よその自治体の話しですが、日本の首都東京の話しでもあるので国民にとっては深い
関心があります。

さて小池都政何処まで遣れるか?興味深いですね。


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