先般中国は議長国として杭州で初めてG20首脳国会合を開いた。
中国は世界の政治・経済を左右する程の大国になった現在、まともに立ち会える国はない
とも言えます。
米国さえ一目置く存在です。
そう言う訳でG20首脳会合は中国主導で何とか体裁をとって閉幕しました。
ただ南シナ海問題は火種を残してASEANに持ち込まれた。
どうなるか注目されたが、ここでも中国の独演場の様でした。
中国は南シナ海での主権否定された仲裁国際裁判所判断を問題にしない様にASEANに
求め懐柔に成功した。
中国の手足となって動くカンボジァや中国の経済力を頼りにするASEANの国は多い。
今回の争いの発端となったフィリッピン大統領は色々の事情で沈黙。
任期満了間近のオバマ大統領も敢えて対立を避けた。
この問題でしゃかりきになって居る安部首相は浮いた存在でカヤの外。
記念撮影にも端っこなのか安部首相は新聞には写ってなかった。
日本としてはあの地点に中国の軍事拠点が設けられ海上の安全が脅かされる事は由々しき
問題で決して見逃せない事です。
中国の横暴に各国は何処まで立ち向かう事が出来るのでしょうね。