沖縄の将来を占う意味で沖縄名護市長選挙は東京都知事選と同じ様に日本にとっては
大きな意味を持つ選挙となった。
米軍普天間飛行場移設に関し辺野古沿岸埋め立て容認するかしないかを争う選挙とも
云えますが、此は沖縄振興策が優先されるべきか、それとも沖縄として断固県外移設に
徹すべきかが争点になります。
また大きく云えば米国防衛戦略としての在日米軍基地編成に協力する政府の国策に
添うか、それとも独自の沖縄の姿勢を保つ事が出来るかが問われ選挙とも云える。
名護市長選は昨日告示され19日が投開票日となります。
再選を目指す現名護市長に対し自民党推薦の新人の前県議との一騎打ちになりそうです。
現市長は辺野古の海にも陸にも基地は造らせない。交付金に頼らない市政運営を強調。
一方基地移設推進の新人は、市の経済が低迷して居るので移設を受け容れ交付金を地域
振興に活用する事を強調し、沖縄県知事も応援の挨拶をしたが普天間への言及は避けた。
有権者数は4万6000人余り、今の市政が続くと交付金が入らず名護市は疲弊するとする
人達に、次の世代に残せるのはお金でなく自然と平和だと力説して居る人達。
果たして名護市の市民はどちらを選ぶのでしょうか?