JR東海道等黒字路線を抱えて居るJRにとっても赤字路線解消問題は大きな課題
となって居ます。
何処も無人駅への切り替えや赤字路線減便等で対処し赤字路線は第3セクターへ
移譲したり地元自治体の補助金で細々と維持して居るのが現状です。
しかし路線維持や修理代となると赤字路線にとっては大きな負担となります。
現在JRの中で一番この問題で頭を抱えて居るのがJR北海道です。
JR北海道10路線・13区間について今後路線維持やトンネル線路の修理等で
単独維持困難な路線としました。
そして掛かる費用を試算し発表しました。
内訳は下記の通りです。
宗谷線は81億円・根室線67億円・室蘭線27億円・釧網線49億円。
日高線13億円・石北線171億円・富良野線28億円等です。
根室線・室蘭線の等では3区間で路線廃止しバス路線を検討とか。
北海道全道に及び事態は深刻です。
単独維持困難路線に上げられた石北線・富良野線・宗谷線周辺自治体は早速
存続の3期成会を立ち上げ運動を始めたとの事。
世の中自動車社会とは言えやはり鉄道が通って居るか居ないかで地域の発展は
大きく違います。
私の住む地域も私鉄の赤字で一部切り捨てられ廃線となりました。
自動車を持って居る者には余り関係ない様ですが町が取り残され過疎化が一段
と加速化した感じとなりましたね。
矢張り地方には鉄道は必要不可欠なものなんですね。