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進まない障害児等の医療型短期入所制度

2014-06-15 08:28:11 | Weblog

医療型短期入所制度は、重い障害のある子供を、自宅で介護する親の負担を軽減
するために、障害児等を病院等が一時的預かる福祉サービスです。

この制度は障害者支援施設等が行う入浴・食事等基本的介護サービスの「福祉型」
とは異なり、痰の吸入・管を使用の栄養注入等の医療的ケアに対応するのが特徴
とされて居ます。

医療的ケアは本来医師・看護師等医療職だけに許される医療行為です。
従って重い障害児等と自宅で1日中介護する親達に休息を与えるためにこの福祉
サービスが始まった。

その自宅介護の予行練習の場として利用もされて居ます。

新生児集中治療室NICUでの治療は期間が決められて居ます。
そのため退院自宅介護とならざるを得ません。

其処でNICU退院後の3~4ケ月間が滞在期間として医療型短期入所となる。

だが全国的にこういった医療型短期入所施設の数が少なく病院側も障害児等の
体調管理の難しさや、幾ら福祉型より報酬が高いとは言え入院より低報酬のため
参入に二の足を踏んで居るのが現状らしい。

生まれながら障害を持った子供を介護する親の負担を軽減する事も大変な事ですね。



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