この頃は珍しい病名が出て来て面食らいますね。
恐らく大半の人は劇症型溶血性連鎖球菌感染症何て言っても何なのか判らないでしょう。
此の連鎖菌に感染すると多臓器不全で最悪の場合は死に至ると言う怖ろしい病気らしい。
何でも「人食いバクテリア」とコワイ名前が付いて居るとか。
九州でも此の連鎖菌に感染する人が増えて来て居ると西日本新聞のトップで取りあげています。
国立感染研究所の調べでは全国で今302名の患者が居ると云う事だそうです。
この研究所によると劇症型溶血性連鎖球菌感染症は手足に痛みや腫れ、発熱等の兆候が出た後
急激な強い痛み・めまい・意識障害等の症状が出て来るそうです。」
主な病原体はA群溶血性連鎖球菌と言う細菌だそうです。
皮膚・喉に付着するが、症状が出ない場合が多く、殆ど咽頭炎・皮膚感染症で終わる。
が稀に傷口から菌が血液・筋肉に侵入し劇症型の症状が出るそうで、血圧低下・多臓器不全等で
ショック状態になり発病後、数時間で死に至ると言う怖ろしい病気だそうです。
2012~2014年まで劇症型患者は712名発症しその3割の207名が死亡して居るとか。
大体30歳以上の働き盛りの人が発症するらしい。
この劇症化の原因は不明ですが抗菌薬で治療は可能らしい。
病原菌が入らない様に怪我したら、傷口を清潔にする、急に腫れ上がったり化膿したら直ちに
病院に行って治療を受ける事。
何か人ごと、でない様な気がして来ましたね。
其れにしても「人食いバクテリア」とは穏やかでないですね。