児童相談所は過酷な環境にある児童にとって救いの神的存在です。
家庭の事情や児童虐待・イジメ等で、子どもを短期滞在させる一時保護所である児童相談所の
収容力が、各地で限界に近づきあるという実態が明らかになった。
6施設で、2013年に定員オーバー状態である事、ピーク時には定員の150%に達した施設も
あった事が明らかになった。
厚労省によると全国約130ケ所の一時保護所の内収容人員を100%超えたのは東京・千葉等
の6施設だったが、90%台が東京・千葉・神奈川・山梨・福岡の各都府県で11施設あった。
また85~90%の施設が8施設で何処も満杯状態にあると言う。
収容部屋不足で風呂の脱衣所・相談室を寝室に使って対応して居る施設もあるとか。
虐待からの保護は、緊急を要するため定員オーバーでも受け容れざるをえない。
この頃は児童虐待の増加、其れにプライバシー問題等で児童相談所の対応は色々非難され苦しい
立場に立たされる事が多い。
特に夫婦間のDVが児童似与える心理的負担が心配されると言う。
世の中がいびつになって来ると、そのしわ寄せは弱い立場の児童に来る。
そのためにも児童相談所の充実が望まれます。