今や世界各国は、陸・空・海からの攻撃だけでなく、宇宙・サイバー攻撃が重要な
位置を占める様になった。
丸でSFの世界ですが、それが現実となって来た。
宇宙から落下して来る宇宙ゴミ等の対策・意図的に衛星を打ち落とす、キラー衛星
対策・サイバー空間での電磁波による電子戦に対し、日本は全く無防備と言われて
居ました。
今回政府は、防衛省自衛隊内に、宇宙・サイバー空間の電子戦等担当する司令部
機能を持つ上級部隊を新設する方針を決めた模様。
各国では司令部機能を持つ専門部隊を既に保有する国が多い。
そのため来年度後半に見直される防衛力整備指針の防衛大綱に、その旨盛り込み
近く開かれる国家安全保障会議NSCの4閣僚会合で了承される見込み。
サイバー専門部隊は千人規模を目指し、專守防衛の枠組みで相手国軍事関連施設
への攻撃は可能か?
攻撃こそ最大の防御と言われる中で、何処まで出来るかが問題となります。
単なるデーター集めだけで、遣られ放しでは、折角部隊を新設した意味がない。
其処の所が今後の論議の焦点になりそう。