日本政府は9日東京で開催される日中韓首脳会談の共同文書作成に向け関係国との調整に入った。
まだ行われてないのに、もう共同文書とはちと手まわしが良すぎる感がします。
まず完全かつ検証可能で不可逆的非核化と言うトランプ氏の言い分を共通目標とし実現を目指す
を明記する。
この中には北朝鮮に対し圧力を維持し、非核化へ具体的行動を要求すると言う日本の思いが込め
られた文書にする方針。
ただ、正恩氏の朝鮮半島の非核化宣言は歓迎するが、三国ともすこしずつ違った立場をとって居る。
韓国はまず南北統一が優先課題で多少従北であっても、話し合い優先。
中国は正恩氏との会談でも確認された様に北朝鮮支援が最大関心事です。
ただ日中首脳電話会談では一応非核化の基本方針は了解を取って居る。
日本は米国と同じく完全で検証可能な非核化の完全即時実施と合わせ拉致問題も解決したい考え。
そのため非核化実現に向け圧力強化の姿勢を取る。
是に対し正恩氏は非核化に合わせ段階的緩和・経済支援の見返りを要求して居る。
三国ともこの考えには基本的には否定的ですが、それぞれお国の事情があるので微妙です。
それに中国・韓国は日本に対し歴史認識や慰安婦問題で対立して居るのでその辺でどう対応できるか?
近く開かれる米朝首脳会談に大きく影響を及ぼす日中韓首脳会談、はてさてどうなるのか?