米国トランプが大統領になるや否や、殆ど発効寸前のTPP協定から米国
離脱を表明し、殆ど壊滅状態になった。
何としても発効にもって行きたい豪州・ニュージランド・日本が動きだし
米国抜きの11ケ国でTPP協定を発効させたいと動いた。
しかし一度潰れかけたものを再び立ち上げる事は難し。
大半は米国抜きではメリットが少ない、それにアジアの国は中国に経済を
握られ、面と向かって対抗するのは難し国が多い。
フィリピン・カンボジャ・ベトナム・メキシコ等はそれぞれ国情で腰が
重い。
それに今回はシンガポールが突然中国に急接近。
中国についたがメリットが多いと判断したのでしょう。
今回米国抜きTPPを11月合意に向けて参加11ケ国の首席交渉官会合
が東京で行われた。
TPP協定50項目の見直しが討議内容でした。
今まで合意された協定の一部を凍結して合意に持って行きたい処です。
ただ各国の姿勢は腰が引けて居るのでどうなるか判らない。
もっと離脱国が増える事も予想され、果たして米国抜きのTPPが発効
するか先行くは厳しい様ですね。