米国抜きのTPP交渉は、日本・豪州・ニュージランドが主体となって
動き残った11ケ国がどうにかまとまりそうですが、米国抜きでは参加
に消極的な国が結構多い。
11ケ国の中にはTPP一部項目凍結を主張するベトナム・マレーシャ
に対し、豪州・シンガポールが項目凍結に反対を主張。
米国とのFTAを意識し、カナダ・メキシコは傍観。
それに推進派のニュージランドが政権交代し推進派が減った。
今回千葉浦安で11ケ国の首席交渉官会合が開催された。
ここで各国の思惑が交差し紛糾した。
其処で日本が仲裁に立ち要求された凍結項目50項目を減らし、絞り込み
どうにか混乱が避けられたとの事。
今回はニュージランドの動きが大きく関わったとの事。
米国が離脱して壊滅状態のTPPは果たして再生し発効まで持って行けるか
まだハッキリ判らない様ですね。