安部首相は衆院予算委員会集中審議で年金制度改革法案の本国会成立に並々ならぬ
意欲を見せた。
年金制度改革法案は、年金受給者だけ厚遇されて居ては、年金制度が崩壊するので
何とかしようとして考え出された法案で、野党が言う年金カット法案で頷ける。
年金給付額は、賃金・物価変動に合わせ年度毎に改定される仕組みで、現在は物価
に合わせ年金額を決めて居るが是を2021年からは賃金に合わせ決める事に改正
しようと言う法案です。
現在は物価が騰がり賃金は下がったが据え置かれていますが、是を賃金が下がった
分年金支給額を下げようと言う法案です。
現役世代の給与が下がったので年金受給者の年金支給額も減らそうと言う論法。
政府にとっては都合のよい法案で、これと抱き合わせに年金受給の条件の加入期間
を現行25年から10年に短縮すると言う、年金受給者に有利な法案成立も目論ん
で居ます。
お役人が遣る事は何ともしたたかですね。