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米国抜きTPPは土壇場でカナダ異論・強引な日本主導に反発?

2017-11-11 06:34:58 | Weblog

米国抜きTPP交渉はAPECが開催されて居るベトナムで、各国
閣僚が大筋合意とされて居たが、土壇場でカナダが大筋合意はして
居ないと異論を出して来た。

是には早期発効を目指す、今や仕切り役の日本の遣り方に、カナダや
ニュージランドが異論を唱えたものではないかと思われる。

そもそもTPPは東南アジアでEUに対抗し、環太平洋経済圏を構築
しょうと米国抜きで始めたものです。

其処に米国が割って入り、次に日本・カナダが入り、苦労の末どうにか
発効寸前まで行ったが、米国トランプ大統領の離脱宣言で壊滅と思われ
たが、豪州とニュージランドが音頭をとって米国抜き11ケ国で締結
しようと動き日本をこれに加わり何時の間にか仕切り役となった。

壊滅と思われた米国抜きのTPPが奇跡的に蘇り、各国閣僚が大筋合意
となったが、矢張り其処には無理があった様だ。

台頭する中国に対抗するには環太平洋経済圏構築と考える日本が仕切り
役となって纏めに掛かった。

しかしカナダ・ニュージランド・ベトナム等はあくまで米国加入が必要
な条件と言う考えを捨てない。

それにカナダは元々TPPには消極的で、これまでトラブル国でした。

是に対し豪州やシンガポールは米国抜きでも構わないと言う。

また他のアジアの国も中国を意識してTPPには消極的な国がある様です。

それを日本はお構いなく強引に仕切ったので、カナダなのが反発した
様です。

米国はインド太平洋地域の国々と個別通商協定を結ぶとして居ます。
TPPは完全に潰しにかかって居ます。

日本は環太平洋経済圏の夢を捨てきれずあがいて居る状況。

矢張り米国抜きのTPPは無理なんでしょうかね?

 


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