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148対90参院本会議で安保法成立・在京5大紙の姿勢

2015-09-20 06:31:43 | 政治

衆参両院併せて200時間以上もの審議を行い、なお審議未了と言う中で本会議は仲々
開催出来ず19日未明にやっと採決、賛成148・反対90で安保法が成立しました。

安保法案には世論もマスコミも大勢が反対で、是に異を唱えるものは異端者となる様な
状況にあります。

戦争は二度と起こしてはならない、思いは同じでも遣り方が異なります。

無抵抗で相手の意の儘にされてもヤムを得ない兎に角戦争はイヤだ。
いや戦争を回避するためには最低限の備えが必要だ。

要約すればこの2点につきます。

現在は憲法9条が不戦の誓いを表明して居るので一切の戦備や戦争行為は禁止されて
居ます。

しかし世界の流れはそんな甘いものではないですね。

世界の歴史を見ると、備えのない國が是まで幾つも消えて行った。
國が消えれば国民は流浪の民になります。

そのため日本は、無理な憲法解釈で軍隊で無い軍隊、「自衛隊」を創設して最低限の専守
政策をとった。

しかし日本1国で日本を守る事は困難です、其処で集団的自衛権行使の問題が出てきます。

是は自国が攻撃されたら支援して貰う代わり、支援国が攻撃されたら自国も支援すると言う
事です。

それは戦争に巻き込まれるから、支援国が攻撃されても一切見ぬ振りをすべきと言うのがこの
法案反対の根拠です。

大変難しい問題ですね。

是に対して在京5大新聞の姿勢を各紙社説等で明らかにしています。

在京5大紙とは、朝日・毎日・読売・産経・東京の5社です。

まず朝日は民意軽視の政治を挙げ安保法成立に反対を表明。
毎日は国民の同意がない自衛隊海外派遣はあってはならないと安保法に反対。

是に対して読売は此の法案は戦禍を防ぐための法案と賛成。
中国の猛威への抑止として必要と説く。
産経も大体同じ趣旨で法案賛成。

現在行われて居る国会周辺の反対デモに対する取りあげ方はこの二つの流れに添った
取りあげ方をされて居ると言う。

益々判らなくなりましたね。

是か否か、時間が解決して呉れるのでしょうが、今の状態でどちらが良くて、どちらが
悪いと一概に言えませんね。



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