kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

1年間を振り返って

2007-12-31 | 陸上競技
大晦日です。今年の流れを大まかに振り返り、今後に生かさなければいけません。細かく見ていったらとてもじゃないですが、一日かかる文章になりますね(笑)。詳しく振り返るには日記を全て見ていくといいのですが、それだけでもかなり時間を要します。そりゃー無理でしょう…。

前半は「我慢」と「妥協」がほとんどを占めていた気がします。練習参加人数が1人の時もあり、1人で40秒間走をやった事があります。「どん底」というしかなかったですね。練習内容についても10やりたいうちの4も出来ませんでした…。この時点でシーズンの前半は決まったようなものです。「キツイのはちょっと…」みたいな雰囲気がありました。人数が少なかったので、完全に「妥協」しました。今なら「辞めてしまえ」というレベルの事でも「我慢」していました。これが私の弱さだったかもしれません。部員が0になっても自分の信じた道を進めば良かった。私自身「覚悟」がなかったのかもしれません。
これにより前半シーズンは微妙な結果でした。チームとしても微妙。「顧問がいなければ…」という感じがあった。同じスタンスで取り組んできたつもりですが、伝わらないものもあるんだと痛感しました。

後半シーズンはそれを少し引きずりながら、こちらがかなり方向を修正しながら取り組みました。一番優先したのは「心」です。これが基礎になければ何をやっても意味はないと考えました。こちらが「教えさせてください」と言っているわけではないので、こちらが伝えたいものを理解しようとしない者には指導はしないと宣言しました。ここは批判を受けるかもしれないですね。しかし、こちらも「覚悟」が必要です。やるのもやらないのも自分自身の問題です。ここ2年位は本気で怒る事はなかったのですが、半年で3回以上は激ギレしました。「速く走る」かどうかではなく、「取り組む姿勢」の部分での話です。友達ではないので私は嫌われても構いません。こちらが「情熱」をかけて取り組む意味がないと私が感じるならそれはそれでお終い。

こちらが「覚悟」を持って臨んでいるので、10月中旬以降は大幅に成長しました。過去最高の「意識」水準です。それでも足りない部分はあったので何度か話をしましたが、受け止める事ができるようになってきています。これは最近の日記にも書いています。数週間前には「指導が楽しい」と書いていますが、「意識」が高まればこちらが話す事も技術的な事も吸収が早い。結局「やるのは自分」というのを「心」で感じて取り組めるかどうかが鍵だったのです。この意識を持って指導を素直に聞くことができれば競技力は間違いなく上がります。最近の他校との練習で分かったはずです。秋のシーズンでは太刀打ちできなかった選手と互角に戦えるようになっている&互角だった選手より強くなっているのを肌で感じたはずです。

色々な事があった1年間でした。私自身非常に成長したと思います。選手は今の意識レベルをさらに上げる事ができれば非常に面白いと思います。先日も書きましたが、「目標とされるチーム」「応援されるチーム」としての資格を持てそうな感じがあります。このblogを見てもらっている人に応援してもらい、「結果」を出して一緒に喜んでもらえるチームにしていきたいですね。

来年も一生懸命取り組んでいきます。応援よろしくお願いします!!
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久々に家族と過ごす

2007-12-31 | 陸上競技
練習を休みにしているので、今が唯一家族サービスできる時間です。通常夏は休みがあってないみたいなものですし、普通の土日も部活中心の生活なのでほとんど家族と過ごせません。今を逃すと大変な騒ぎになります(笑)。

久々に過ごしていますが笑えない位大変です。小学1年生&年少&1歳児が狭い空間にいるので、絶えず話をし続けたり、叫んだり、喧嘩したり、泣きまくったりで落ち着きません(汗)。よくよく考えてみると長い時間一緒にいることがないのでかわいそうだ、と思って我慢をしますが数分でキレます(笑)。本気でうるさい…。それはそれで楽しい。選手には「身体くらいは自分で動かせ」と言っているので、この数日位は逃げずに関わっていきます(笑)。

家族と過ごすとあらためて感じるのは「好きな事をさせてもらってるな」という感謝の気持ちです。普通これだけ家にいなかったら大きな問題になります。それを許してもらえるというのは「ある程度」の理解があるからでしょう(かなり怒りを買っているとは思いますが…)。周りの人に支えられて様々な事を続けることが出来ている現状き感謝しなければいけません。

あとは家族と過ごす時間より、間違いなく選手と過ごす時間が長いなーと怒りをいうのもあらためて感じました。学校で数時間、練習で数時間起きている時間の半分近くは時間を共有しています。やはりそれなりの責任もあると思います。競技力を上げる事は当然ですが、保護者から選手を預かっているわけですから、「結果」だけでなく「心」の成長が必要になります。卒業した後に頑張ってもらうためにも、私自身一生懸命やらないといけませんね。選手も人生の中で一生懸命になる経験があるというのは大切です。

家族と過ごしてあらためて色々なものの大切さを実感します。今、私が出来ることを様々な場所でやっていかなければいけません。貴重な時間です。
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