kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

前の記事の続き

2008-04-19 | 陸上競技
前の記事にミーティングをしたと書きました。

誤解をされる内容かもしれませんね。しかし、「仲良し」だけを求めてきちんと指導をしないのは間違っていると思っています。問題があってもそれに目を向けず、競技に取り組みさえすれば良いというのであれば「教育」ではありませんし、「本質」を捉える事は絶対にできません。

メッセージの無い指導は何も生み出しません。だから私は話をします。そこから何を感じ取れるかが大切だと思っています。キツイ言い方をして選手が離れていくかもしれません。それで離れていくなら仕方ないと思っています。そこには私の責任があるからです。

今日、練習開始が12分遅れました。たいした時間ではないかもしれませんが、許してはいけないと感じました。「誰かがやってくれるだろう」という意識がどこかにあれば「甘え」が出ます。きちんとやるべき事を理解させるように私は話していますが、足りなければ部員同士で指摘していくように指示を出しています。それでも出来ないのは「何か」が足りないのです。最初の時点で嫌な予感がしたのでかなり厳しく話しました。

ここにはきちんとやるべき事を考えて集中しなければ「故障を招く」という想いがありました。たいてい怪我をするのはこのような上手く集中ができない時です。私が話をすることで選手の間にピリピリ感が出て来てきちんと集中ができるなら、嫌がられても言わなければいけないと思います。これで伝わらなければ私の力不足でしょう。

練習中も風が強く、肌寒い感じもあったので寒さ対策を言い続けました。しつこいくらいに。最初のミーティングで昨日の対策の甘さを指摘していました。細かい部分まで徹底しておく必要があります。筋肉の温度が下がってしまえばスピードも上がりませんし、その状態で追い風で走れば故障の原因となります。嫌がられるかもしれませんが、やはり細心の配慮をしなければいけないと思います。

他校の選手が2人、ハムストリングの肉離れをしました。私が恐れていた事が現実になりました。試合1週間前の気持ちの高まり、タータン、追い風という条件が調っていました。だから言い続けたのです。何も起きなければそれが一番良いのです。無ければ「しつこく注意を受ける」だけで終わります。が、何か起きたら取り返しがつかないのです。

今回の事でどれだけ選手が分かってくれたでしょうか。私が何を思って話を続けるのかを。後悔する前の段階で話をします。最後に気付いたのでは遅いのです。顧問の気持ち、ミーティングの意味、しっかり考えて欲しいと願います。
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少し話す

2008-04-19 | 陸上競技
昨日はあまり時間が取れませんでしたが、少しだけ(10分程度)話をしました。内容はかなり厳しい事を言いました。「甘い」という話と自分が何をするかを決めろという話でした。

他の顧問がどんな話をするか知りません。別に知る必要もない気がしています。うちの学校の部活で本気で取り組んでいるのはそれほど多くはないと思います。生徒は一生懸命だと思いますが、間違いなくまだできるレベルなんですが、それ以上の必要性を当人が感じていないと思います。導く者が必要です。私がどうこうではなく、何の「想い」もない指導では何も変わらないと思っています。

私は話をします。ミーティングの回数はかなり多いと思いますし、伝える内容も繰り返し深い内容を伝えています。それを受け取る選手がどう感じているかが大切です。

話の中で「話をしても聞いていないなら時間の無駄だ」と言いました。何度言っても本気になれないなら生活部でお菓子を作ったり、メカトロでロボット作ったほうが何倍も意味がある。同じ時間を使うなら意味があるほうが自分自身のためになります。中途半端にやることに意味はないと私は判断します。

キツイ言い方もかなりしました。これが顧問の考えですから不満があればそれからの選択は限られます。これも選手に伝えました。

そこまで優しくなれません。
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