kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

新学期始まる

2010-04-09 | 陸上競技
4月8日、山口県内の学校では一斉に新学期が始まります。こないだ卒業式が終わったと思っていたのですが、気がついたら年度が変わり新学期です。早い。

うちの学校、学校再編成となりshokoとなってから5年目に入ります。以前のような学校がバタバタする感じはなくなりつつありましたが、今年度からミックスホームルームといって1年生の間だけの新しい取り組みが始まります。5つの学科があるのですが、これを各科から8人ずつ選んでミックスして5つのクラスを作るというものです。この必要性や意義に関してはここでは触れません。どちらにしてもやると決まった事ですからやるしかありません。否定的に物事に取り組むよりも前向きにやった方が良いに決まっていますから。

今回で担任は3サイクル目に入ります。教員になって1年目は担任はし。次の年から3年やってそのままの勢いで次をやろうとしたら見えない力が働いて副担任へ。で、また担任3年間やって休まず担任。とにかく生徒と関わる仕事がしたいと思っています。色々なタイプの人がいますが、基本的に関わっていて気が合うのは同じように生徒との関わりを大切にする人です。年齢的にまだまだ自由に動けますからひたすら担任でも良いなと思っているくらいです(笑)。

入学式だったので午後から新入生が登校してきました。最近思うのですが、ピリピリした緊張感があまりない気がしています。新しい環境での生活がスタートします。少しくらいの緊張感があってもいいかなと。簡単に説明をして入学式へ。こちらは緊張感がありなかなか良い式だったと思います。

今回は副担任がお子さんの入学式のため欠席でした。という事で基本1人で全てをやることになっていました。しかし、なんだかわかりませんが、絶対に上手くいく気がしていました(笑)。クラスに入ってからは義務教育と高校の違いについて話しました。誓約書を本人達に確認をさせて「ルールを守る」ことを誓って入学を認められている事、自分が希望して入学してくるという事実を認識させました。ここは非常に大切な事だと思っています。校則を守らずに自分勝手に行動することは許されないということをきちんと示しておく必要があります。

もちろん保護者もいます。だからこそこちら側のスタンスを理解してもらう必要がある。問題行動を起こしてそれでも「守って欲しい」はありえません。ダメなものはダメだと教えて、我慢をすることを覚えるというのが学校教育の大切な部分だと思います。何でもかんでも許される場ではない。勉強さえすればいいわけではない。何かに偏る傾向がありますが、それでは決して上手くいきません。

最近は自分の子供も大きくなってきたので、保護者としての気持ちで考える部分が増えてきました。私自身も我慢をしなければいけない部分、待たなければいけない部分がある。かなり苦手でしたが部活の選手のおかげで随分耐えられるようになってきたと思います(笑)。成長です(笑)。

大切な事をきちんと伝えていく。これが最も重要だと考えています。事務連絡だけなら誰でもできますからね。我々の仕事の本質は何かを考えないといけません。大変な事が増えると思いますがやるしかありません。前向きにやっていきます。
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