kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード刺激と動きの修正

2010-04-14 | 陸上競技
火曜日、朝から気温が低く何だか分からない天候でした。風も強く4月とは思えない肌寒さがありました。何なんでしょうか。よくわかりません。

練習は今週はしっかりやっておこうと計画していました。支部大会での女子4継のメンバーも決めましたからそのための練習もしていかなければいけません。これまである程度のことはやってきていますがこれから本格的な練習を積んでいかないといけません。4継でも戦える力がついてきていますし、新戦力が予想以上の走力があります。面白いと感じています。

久しぶりに市営の陸上競技場に行きました。考えてみると2月くらいから行った記憶がありません。他の場所でもある程度練習が積めることが分かってきました。というかグランドコンディションが悪いので使えない事が多く効率が悪いので避けていたのですが。先述の新入生、2人は推薦入試が終わってから中学校で練習を少しずつやっていました。中学時代から少し一緒に練習する機会がありましたが、その時も学校でやっていた気がします。かなりの期間競技場には行っていないことになります。

いつも通りサーキットをやってからドリルをしようと思っていたのですが、あまりにも久しぶりに競技場に来たため選手が学校からスティックを持ってくるのを忘れていました。効率がかなり悪くなります。それでも動きの確認だけはしておきたかったのでラダーを使って脚運びを確認しました。上級生は意識の確認、新入生は基礎の徹底です。やはり新入生はまだ出来ません。脚運びと重心移動がかみ合いません。まだ時間がかかると思います。仕方ありません。
しかし、新入生はまだまだ甘い部分が目立ちます。上級生と比較するのはかわいそうかもしれませんが、まだまだ大きな差があります。1人での行動が出来ませんし、練習中に無駄な話が多い。いきなり上級生の取り組みのレベルには届きませんが、その差を感じることは出来るはずです。ショートにしても私に言われてスピードが全開になるくらいですから。まだまだ頑張り方を知りません。ここがきちんと分かってくるとかなり強くなると思うのですが。

上級生はショートをしてからトゥトレ、バトン練習とハイスピードを出す練習を繰り返しました。トゥトレは自分の持っている最大スピード以上のモノを出します。無理矢理スピードを上げて重心移動を生み出すことで筋肉に刺激を与えます。加えてバトン練習では集中しないといけませんからしっかりと最大スピードを出すことができます。こちらはほぼ選手でやっていきました。バトンに関してはやはりもっとやっていく必要があります。なんとか渡るレベルではなくしっかりと渡らなければ県内の力があるチームとは勝負出来ませんからね。

1人だけバトン練習が終わるまで別メニューにしました。あまりにもハードリングが悪く中国大会云々ではない状態まで戻っていたので、1からハードルを跳ばせました。優先順位をハードルにしたため4継メンバーから外しました。それくらい切羽詰まった所まで来ています。きちんとしたハードルを練習して身につけていく必要があります。冬期練習ではかなり良いところまで来ていましたがやらなくなってまた元通り…。ハードルロスが大きすぎて走力の意味がなくなります。高さに不安があるので低くして全てのタイミングを修正していきました。最後には実際に400mHの場所に配置して走らせましたがこれはかなり改善されていました。この動きがレースで出来れば66秒くらいは出せるはずです。まだまだ怪しいですが。

最後に走れる者でカーブから直接を使っての80mを繰り返しました。スピード刺激を入れてからの走りですからよく動いていました。記録会での反省を生かした動きが出来ているものもいます。やはりrinaはスピードで少し置いていかれます。それでも大会では走る。本当の意味での強さがあります。まだまだ改善すべき点がありますが、他の選手はrinaを見習うべき部分があります。単に「本番に強い」だけではありませんから。最低でもあと2人はrinaと互角以上に戦えなければいけません。60~61秒もかかっていたらインターハイどころではありません。自覚を持って欲しいですね。

練習途中に卒業生が来ました。それも2人(笑)。地元に就職した子達で、別に合わせた分けではなくたまたま同じ日に来たようです。競技場で練習する事が無かったので運良く会えた感じです。社会人としての苦労話を聞きました(笑)。1人はまだ研修期間でひたすら話を聞いているようです。勉強中ですから学生と変わらず(笑)。現場で働き始めてからの話がまた聞きたいですね。
もう1人は3月中旬から職場に行って働いています。本当に大丈夫かめちゃくちゃ心配していました(笑)。きちんと出来る子なんですが、理解して行動に移せるまでに時間がかかります。また女性が多い職場ですし、事務といっても接客が多い仕事です。常に心配していましたが、こちらから過剰に関わるのは本人のためになりません。半分は保護者みたいな気持ちです(笑)。関わりが深かった分、やはり気になります。話を聞くと苦労はしているようですが少しずつ慣れているようです。周りも優しくしてくれているようなので安心しました。頑張れる子なのでしっかりと出来るようになると思います。

卒業生が来てくれるというのは単に私に会いに来るのではなく、後輩の様子が気になる部分もあると思います。記録会の結果等もチェックしてくれているようでした。多くの人が応援してくれているのです。忘れて欲しくないですね。

練習に関しては良い感じでできたと思います。一日も早く1年生が「選手」になれたらと思って見ています。力はありますから後はそれを引き出すところまで持っていかなければいけません。チーム力を上げるためにしっかりとやっていきたいですね。
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