kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

少し走る

2010-04-02 | 陸上競技
金曜日、またも9時から会議でした。練習開始を8時半からにしていましたが、サーキットだけ計りました。練習場所がなかったのでサーキット終了後から移動して別の場所で走ることにしました。ホームグラウンドがありませんからやはり大変です。

ここ最近、シーズンに向けて女子は身体を作っていく事を求めています。ここまでやるチームがあるのか分かりませんが、目指す場所に向けてやれることはすべてやります。移動は全て歩いているようです。何のためにやっているのかはあえて書きません。本当に戦うためには「女を捨てる」というのは当たり前の事です。かなりの覚悟が必要となるのですが、うちのような「普通のチーム」が強豪校と渡り合うためには中途半端な覚悟では戦えないのです。ここまで出来るというのは本人達の「想いの強さ」だと思いますね。これだけではなくかなりの事をやっています。先日合宿で「良い選手が集まっているね」と他県の先生に言われましたが、影での努力はかなりのものです。それは目に見えませんが選手達の強い「想い」が行動に現れるのだと思います。本気になれば自分達が本当にやるべきことが必ず見えてくる。私もそれに応えることが出来るようにしっかりと指導をしていかなければいけないと感じました。

移動に少し時間がかかるので30分程度時間をおいてから練習を再開するように指示をしました。私は会議があったので結局10時過ぎに練習場所に到着しました。まだドリルをしている途中でした。ここ最近の動きの課題を克服するための意識付けのために動きを強調しておこうと考えていました。動きのタイミングと力の使い方の問題です。繰り返していくなかで身に付いていくと思います。

あとは火曜日と同様にトゥトレをしてバトン走、ショートの流れでやりました。スピードを意識した練習をしていきたかったので。特別な事ではなく必要なことをしっかりとやることが大切だと思います。少しずつですが動きが良くなってきています。スピードレベルが上がって行くことで専門の種目に生かされることになります。マイルで戦うためにも勝負となる場面でのスピードは必要となります。今年は4継でもかなりの所までいけそうな手応えがあります。これまでは51秒中盤が出せたらと思っていましたが、今年はいつもよりも力がついている感じがありますので女子の4継も非常に面白いと思っています。

新入生も練習に参加しています。それぞれが非常に面白い存在です。まだ未完成ですが、時間をかけて育てていけばかなりの所までいくという感じを受けています。1人素人の子がいますが、走りが魅力的です。筋力がほとんどないのと軸が出来ないという段階で「強くなる」と直感的に感じました。他の選手も面白いと思いますね。まだまだ伸びる可能性を秘めている選手ばかりです。

少し走りました。本格的なシーズンインに向けてしっかりと準備していきたいですね。全ては「心」です。このことに関してはまた別に書けたらと思います。
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新年度始まる

2010-04-02 | 陸上競技
ついに2010年度が始まりました。今年度は色々と大変な事が多い年になると思っています。学内の変革の年になると思うのでやることが増える可能性があります。特に私は「やらなければいけない」と思うことがあり、周りが嫌煙する事に自ら手を挙げてやることにしました。いつの間にか「kanekoがやるんだろう」的な空気が流れていて、それが当たり前になっていた部分がありますが。別に周りから言われるからとか自分が学校に残るための手段とかではなく、やらないと大変なことになるという想いがあったからです。まだ書けませんが。

4月1日は朝から会議の連続です。午前中は科会。これも前述の「学内の変革」に伴いかなり大変でした。全てに制約がかかるためなかなか上手く決まりません。こういう所では基本的に自分の好き嫌い、やりたいやりたくないを出さないようにしています。わがままを言えばまかり通る部分かもしれませんが、決して良いことはありません。全体のバランスを考えながら上手く持っていかないと絶対に進みません。本当は私のような人間が気を配るのではなく、全員がきちんと理解しないといけないのですが。

色々と決まっていって時間が来たので終わりましょう、という空気になったので私は少し話をしました。このまま終わって新年度を始めるというのは無理だと思ったからです。私のような人間が発言するというのはどうかと思いましたが、言わないと何も始まらないので。ほとんどが私よりも年齢は上です。それでも言わなければ絶対に何も行動に移されないと感じたので。

詳しくは書きませんが、「大切なのは何か」という部分です。「形」だけを決めてあとは各自でやりなさいというのがこれまでの流れでした。今回の「学内の変革」はその最たるものだと思っています。一方的に「これでやります」と言われて「形」だけ決められる。その中身についてはほとんど話し合いもなく共通認識もなくやらなければいけない。私が勝手にやってもある程度自分のテリトリーになる部分は上手くやっていく自信があります。しかし、それだけでは学校全体が絶対に回らないのです。そこをどれだけの人間がきちんと理解しているのかという問題があります。
一方的に与えられた「形」であってもやると決まったからにはやらざるをえません。文句を言ったり批判的にとらえても何も変わらないのですから。逆にそのような考え方を持っている限りは生徒にとってマイナスでしかありません。生徒に影響があるような取り組み方を押し通しても意味がないのです。そこを科の人間がどれだけ理解しているのか。

とにかく大変なことをやろうとしているのです。一気に崩れてしまう危険性を秘めた事をやるのです。逆に大きなチャンスだと思っています。安定して何もやらなければ大きく崩れることはないかもしれませんが、必ず下降線をたどっていつの間にかダメになってしまう。大きな変革をするときはその労力はかなりのものですが、手を抜かず全力で取り組んでいき多くの人の協力を得られれば大きなステップアップをする事ができるのです。そのチャンスを生かすも殺すもそれに関わる人間の考え方次第。後ろ向きに物事をとらえたり、文句を言い続けても何も始まりません。

これまでも色々とやってきたことがあります。別に目立つためでもありませんし、自分が評価されるためでもありません。最終的には誰のための学校なのかという部分。よく「陸上だけ」だと冗談で言われますが、実は他の事もやっています。別にここに書く必要はないと思い書かないだけです。思っていることはかなりあります。不平不満もあります。しかし、やらなければ絶対に変わらない。それだけです。周りからどう思われているのかは分かりません。周りの評価ではなく、生徒がどう感じているかの問題だと思っています。誰のための学校なのかを常に意識しておく必要があります。勘違いはしたくない。

出る杭は打たれる。年配の方からすれば面白くない存在だと思います。何を偉そうにと。まー絶対に大変なことになるでしょうね。分かっていてあえてやるというのは得意です。誰かが一石を投じないと何も変わらないですから。私がわざわざやる必要はないのですが、待っている時間がもったいない。そう思って発言しました。科内の方向性は決まりそうです。本当は私のような者がやるのではないと思いますが。これからもっと大変な人達にこのような話をしていかなければいけません。やると決めたからにはやるしかないのです。引き受けたからには絶対にやり遂げないといけない。そう思っています。周りを敵に回してもやるべき事があるという信念を持ち続けたいと。きっと分かって手を貸してくれる人がいるはずですから。

ちょっと分かりづらい&堅い内容になってますね。まー読み飛ばしてもらっても構わないと思います。意味が分からないと思いますから。真面目に考えています。やらなければいけません。
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