kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

刺激と軽度の故障

2010-04-18 | 陸上競技
土曜日、競技場での練習を考えていましたがここ最近の傾向からして午前中は間違いなく運動会状態になると予想されましたから午後からの練習としました。しかし、esaki先生から「きちんと管理をしないと危ないだろう」と言われていたので私のみ午前中から競技場に行きました。結構な数の団体が来ていますからある程度のルールを決めて活動をしないと大変な事になります。あれほど話をして来たにも関わらずジョグを1レーンでやったり、逆送をしているチームもいました。問題です。1レーンでゆっくり走っている女子がいたので注意をすると「ジョグではなくペース走です」と言われる。顧問に確認すると「別の指導者からメニューが出ているので良く分からない」とのこと。大問題だと思いますね。
これだけの人数の中でゆっくりとペース走をやるような練習をしたら間違いなく他の団体の練習の妨げになります。ゆっくりとしたペース走なら他の場所でもできます。私の考えがおかしいのかもしれませんが、他の練習の妨害をしてまでやる練習だとは思えません。高校生は周りが見えませんから指導者がきちんと指導するべきです。

今回の事により大学関係者は大変怒っておられました。今後利用規制をかけると。こうなることを恐れていたのですがやはり…といった感じです。なんたることでしょうか。一応こちらから注意をしながらやっていましたが、理解できずにやっているチームも多数いました。リレー練習をしてからテーピングを取らずに帰るとか基本的な事が出来ていないというのは…。指導というか教育的な問題になっていきます。私のような者が偉そうに言うなと批判されるかもしれませんが、あえて書いておきます。もっと周りを見るべきです。

午後からはうちの練習。バトン練習と専門練習にしました。暖かくなって来ているので身体が動き始める時期です。油断したわけではありませんが、1人がバトン練習の時にハムストリングを痛めました。後で聞いてみると少し筋肉痛のような感じがあったようです。その中でスピードが出るといった感じだったようで痛みが出たから走るのを止めたと。内出血もありませんでしたし、痛みがひどいわけではありませんでしたがそれで練習を終了させました。ハイゲンキを当ててそれから温熱治療を繰り返しました。無理はさせたくありません。早く回復させるために気功にも何回か行きます。地区大会はリレーには使わない予定です。突発的な事とはいえ少し予定が狂います。

その対応をしていましたからバトン等は見ることができませんでした。結局専門から。短長は300mと120mの組み合わせ。レース感覚を養うためにスタブロから入りました。記録会の1週間前はかなりの追い風でした。この中で走りましたが、今回は向かい風でした。こういう様々な条件の中できちんと走っていく事が実践での対応に繋がっていくと思います。タイム的には前回と同じレベルでした。条件が違うなかで走れていたので問題はないと思いますね。まだまだ準備段階だと思っています。

ハードルは300mHと120mの組み合わせ。こちらも向かい風でしたから歩数の切り替えの部分に課題を置きました。1本目よりも2本目のほうが上手くいきました、このパターンでレースには挑ませたいと考えています。追い風と向かい風で若干レースパターンを変えます。そのために両足の練習を繰り返してきたのですから。圧倒的な走力があるわけではありません(中国では)。ここを克服するためにはこの部分が効果的に生きてくると思っています。

短短はスタートと短い距離でのセット走。考えてみると上級生の短短は1人(笑)。エースが復調気味ですから無理はしない程度で走らせました。朝起きた時の感覚が随分良くなってきているようです。以前は起きれなかったようですが今は軽くなってきていると話をしていました。何とか間に合いそうです。まだカーブからのスタートがかみ合わないといっていましたが、地区大会の大会記録11秒2を更新してもらえたらと思いますね。10人くらいの名前が並んでいますから(笑)。

最後に短長はマイルバトンパスからの300mを1本。バトンをもらってからどう戦うかの練習です。バトンをもって同じくらいの力の選手と競り合いながら走るというのはかなり駆け引きが必要となります。今回は全力で行くように指示をしました。最初から行って最後は粘る。それしか戦う方法は無いと思っていますから。数人は不甲斐ない抜かれ方をしていました。この状態で安心してバトンを託すわけにはいきません。

練習の最後に少しだけ話をしました。マイルに関しては3人まで決めました。あとの1人は力でつかめと話しました。メンバーが1人故障して他の者にチャンスが与えられたのです。欠員補充という形になりますがマイルを走れるチャンスを生かして自分がメンバーに定着すればいい。故障者が戻ってきても負けないようにポジションを確保しておけばいいのです。絶対に譲らないというがむしゃらさを見せつけていき周りにその存在を示し続ければ良い。1人が怪我をしたくらいで4分5秒かかるよいなチームがインターハイに行けるはずはありません。時期が時期ですが最低レベルを4分前後にしておかなければ戦えません。今回走る者の現時点の400の走力のラップで考えても3人で3分ちょうどは間違いないと思います。あと1人がどれだけ走れるか。現時点で4分切りの力は十分にあります。ここからどうするかでしょう。中心選手2人は58秒台ラップが出せる力はあります。あとが61秒(フラットと同じ)で走っても最悪4分です。単独で走っても4分2秒。この辺りのタイムが出せないとインターハイには行けないと思っています。全員が61秒で走っても4分4秒ですから、こ
れでは遅すぎます。インターハイは諦めないといけません。過大評価ではなくそれくらいの力はあります。期待というか誰が走ってもそれくらいでなければ戦えないのです。そんな所を目指していることを全員が自覚しなければいけないのです。

思うことはありますがまた書きます。
コメント
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