kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

身体づくり

2010-04-29 | 陸上競技
木曜日、祝日ですが走らずに身体づくりに充てました。本来なら少し走ったほうが良いのかもしれませんが、昨日かなり走っていたので脚に負担をかけずに身体を作りたいなと思っていました。過剰にやる必要はないと思いますが最低限のトレーニングをしておかなければいけません。

うちの選手は学校で練習にしていましたが、他校が大学のグランドで練習するのでそれを調整するために顔を出しました。とにかく安全に使用するために考えないといけませんから。何校か来ていましたが、各校の顧問と少し話をしてから打ち合わせ終了。私は少し様子を見てから学校に戻りました。

選手権がありますが、ウエイトは通常通りの重さで実施しました。繰り返しになりますが目指すべき所はまだまだ先ですから。冬期に比べて少なからず筋力が低下しています。今のところ大きな影響はありませんが、あと1ヶ月もしてくると更に低下してしまいやろうとしている動き自体が出来なくなってしまう危険性があります。動きを支える基礎筋力の低下は避けなければいけません。加えて持久系のウエイトもやらせました。筋肉にダメージが残るかもしれませんが定期的にやってきているトレーニングなのできちんと入れておきたいと思います。ウエイトを見ながら全体のバランスを確認しました。左右差があったり動きが崩れているということはどこかが硬くなっていたり、筋力差があるということになります。静止した状態でバランスが崩れていたら動きの中では大きく崩れてしまいます。最近ゆっくり見ていませんでしたからきちんと確認しておく必要があります。また、力を入れるときのタイミングを意識させました。全ての動きのタイミングを合わせていく必要があるので。

その途中で競技場から連絡がありました。選手が1人故障したという事だったので慌てて行きました。応急措置のためにテーピングをして固定、圧迫してアイシング。最も基本的な処置ですが安静にして心臓よりも高いところに上げておくように指示をしました。本人は以前から少し張りがあったということでしたが、そのままやっていたようです。確かにこんなに急に来るとは思わないですからね。少し前にmikiが軽い肉離れをしたときも「練習前に筋肉痛のような感じで少し張りがあった」と話していました。細心の注意を払っていかなければいけないなと改めて感じました。一日も早く回復させるために何ができるかをしっかりと考えて実行していかなければいけません。こちらも全力でサポートしていきたいと思います。

何故か分かりませんが競技場に行ったついでに他校の400mHの選手を見ました。歩数の切り替えの感じをつかむためにやっていて少し苦労しているようでした。そこで少し動きを見ながら上手くいくようにアドバイスを。そこまでする必要はないのですが、知り合いの学校の選手でしたから少しでも役に立てたらなという感じがあったので(笑)。何本か繰り返すたうちに比較的スムーズに走れるようになってきました。さっきの記事にも書きましたが、一応ハードル専門だと自負していますから(笑)。この辺りの練習というのは経験的にやっていかなければ見えてこない部分です。後でメールが来て少し感覚がつかめてきたという事でした。良かったですね。

それから学校に戻って外補強を見ました。動きながら鍛えるという部分です。明るい場所で動きを見ると最初に比べて基礎筋力は上がってきている感じをうけました。しかし、最初に意識させていた「前に進む」という動きから少しずれてきていました。重心を進める事をもう一度確認させました。動きの中で強化するという部分は大切にしていきたいと考えてきました。それもきちんと何のためにやっているのかを理解させないといけません。効果を高めていくためには絶対に必要な条件です。

最後に全体にもう一度投げ掛けました。ここまで地道に積み上げてきたものを崩すわけにはいけません。全てにおいて細心の注意を払うべきです。時間がないから出来なかったというのは言い訳です。これからの数週間が今後の流れを決めます。他のパートの選手が故障したという部分を自分の事としてとらえておかなければいけません。いつ自分にも起こるか分からないのです。時間を有効に使いケアをしていくべきです。
また、これは勉強にもつながります。これからゴールデンウィークに入りますが、終わったらテスト週間に入ります。総体に向けて必要最低限の練習はしていかなければいけません。休日を使って少しずつ勉強をしておけば慌ててやらなければいけないという事にはなりません。ケアと同じなのです。

こうやって同じ話を全体にして、それを受けとる側がどう考えるかです。単に先生が話をしているというだけで聞くのか、こちらが伝えたいと思っていることを理解しようと聞くのかで全く違います。真剣に聞いている振りをしても意味はありません。きちんと理解できるように繰り返していきます。「心」を動かすことができるかどうか。しっかりと目標に向けて進んでいきたいと思います。

最後にまたもハードル練習。何がなんでも中国に行かせなければいけません。毎日少しずつ跳ぶだけで随分変わってくると考えています。怪我をしないようにしなければいけませんが少しだけやりたいと思っています。今は抜き足の課題が明確になっていますからそこを徹底的に修正していかなければいけません。ここができればスピードがありますから簡単には負けないと思います。目標意識を持たせてしっかりと取り組ませたいと思います。
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強めの練習をする

2010-04-29 | 陸上競技
水曜日、県選手権の3日前となります。29日が祝日なのでこちらのほうが時間がたくさん取れますが、ウエイト等の関係からも水曜日のほうが都合が良いだろうと判断しました。かなり強い刺激を入れておきたかったので2日前ではさすがにキツいだろうなと(笑)。

最初は市営の競技場に行こうと思っていたのですが29日にスポ少の結団式があることを思い出しました。前日から準備をしているため中での練習は出来ません。最近全く競技場に行かなくなったので状況が全くわかっていません(笑)。たまたまうちの子がスポ少に入っているのでその話を聞いていたというだけです。昼くらいに気付いたのですぐに連絡をして練習場所変更。全く問題なしです。

練習は試合用ではなく通常の練習としました。貯金を作っていく時期ですから中途半端な練習をしていたら全く意味がありません。調整、調整で負荷をかけられないと一番大切な所で息切れしてしまいますから。よって練習はかなり強めに。
サーキットをやってからドリル。ここはいつもどおりのパターンです。ここ最近は試合のためにフリーアップにしていたので動きをきちんと確認する場面がありませんでした。もう一度原点に帰って脚運びと接地ポイントを確認しておく必要があります。スピードを上げるためにも大切な部分を意識しておかなければいけませんから。若干ポイントがずれてしまっている者がいます。無理矢理脚を落としたりして力を使いすぎる者もいるので使い分けが出来るように少し細かく指示を出しました。

いつもなら一斉にショートをする所ですが時間もなかったのでバトン組とショート組に分けました。女子のバトンは支部大会のように大幅減速は許されません。加えて支部で4継に使った1人はハードル練習をさせたかったのでメンバーから外しました。ハードルが跳べないと個人の中国がなくなりますから優先事項はハードルです。4継も先日の状態で50秒9ですから何とかトップチームに相手にしてもらえる所までは来ています。県トップは50秒切りを目指していますからなんとかそのレベルに近付いていけたらと考えています。相手にしてもらわないといけませんからね。

ハードルは少し良くなって来ました。もちろん上位2人にはまだまだ差がありますが、今までのようにひたすらジャンプして止まってまたダッシュという走りからは脱却しつつあります。17歩と18歩を上手く使っていければ66秒台くらいにはいけると期待しているのですが。とにかくあと1ヶ月で何とかしなければいけません。一応私はハードル専門だと思っていますから今のまま総体を迎えさせるわけにはいきません。
最後に短短&1年生は120m、短長は250m+150m×数本を2セットやりました。1年生は1セットだけ。それ以上は走れないと思ったので(笑)。集中力が続きません。最初は指示が徹底していなかったので一斉スタートになっていましたが、走力差があるためきちんと負荷がかかりませんでした。従って形式を変えてから走らせることに。3本終了後はぐったりしていましが、まだまだ負荷をかけられるはずです。ダラタラ本数をこなすより質を上げていく方が効果は高いと思います。雰囲気でぐったりしている部分もあるとは思いますが。

短長はとにかく最初からMAXで。250mを走りきるだけの練習はしたくありませんし、意味がありません。どれだけ高いスピードを出してそれを維持できるかだと思っています。1セット目は追い越し走にして順番はジャンケン(笑)。いつもは速い者を後ろから出しますが、今後のマイルを考えた時には「追う」だけではなく「自分達で走る」事も増えてきます。その中できちんと力が発揮できなければタイムは出せません。なんと先頭はakane(笑)。逃げまくりです(笑)。しかし、それを2つ後ろから追うrinaとmikiも強い。特にrinaの強さが目立ちました。バトン練習の時に1年生のmihoと同走していたのですがほとんど変わらない状態でした。試合を経験していく中で力が発揮できるようになってきているのだと感じました。支部大会の結果からも他の者が弱くないのは分かります。それでもrinaの強さは目を引きました。スピードが上がらなかったのが上がり始めたとうのはかなり大きいと思います。
短長はかなりの負荷をかけることが出来ました。スピードレベルを引き上げてからのスピード持続をしていきたいと思っていましたが、ここにきてやっと出来るようになったという感じです。エースがエースとしての仕事をし始めたことが大きいですね。最後の1本、一斉スタートにしていたのですが自分から「後ろから出る」と直訴してきました。自覚と自信があるのでしょう。これにより間違いなくチームは更に強くなると思います。他の者にやられっぱなしで納得するような選手は今のチームにはいないと思っています。誰がチームを引っ張っていくのかをわかってくれば全てがかわります。勝負をしていくために今のレベルを最低ラインにしていかなければいけません。

さすがにキツかったと思いますが良い練習ができたと思います。
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