今回の県総体、女子は総合優勝をしました。トラック種目に出場した者は7人、長距離0人でトラック優勝も果たしました。それぞれが今できる最大限の事を全力でやることができた結果だと思っています。出場した7人は全員が個人で中国の出場権を獲ました。7人のうち4人が6位。これまでのチームであれば7位で中国には進めなかったのではないかと感じています。選手の大きな成長を感じました。これまでは個人で戦えない者が集まってなんとか中国に進むというレベルですが、今回は力でつかんだ中国です。かなりの価値があると思っています。
総合優勝、ここだけを狙っていたわけではありません。マイルでの4分切りだけを考えていたわけでもありません。目の前にある大会でどこまで力を出せるかだけを意識してやってきました。「インターハイで戦う」「中国で勝負」という部分ももちろん考えてやっています。しかし、今目の前にあることに対して全力でやらなければ次はありません。まだまだ本当の勝負は先だという気持ちは持っていません。常に今が勝負ですから。だから疲れていてもきちんと勝負にこだわっていく必要がある。負けるためにやっているわけではありません。タイムはもちろん狙いますがもっともっと大切なのは勝負だと思っています。自分の力を出し切って勝ち上がるということがこの総体ではできたのではないかと感じました。
今回複数種目に出場しました。そのため他校の選手で涙を流した者もいたはずです。中国に行ける可能性があってもうちの選手が出たために7位になった選手もいます。勝負というのは残酷です。そこは誰もが感じたことがある部分だと思います。どれだけ真剣に取り組んできたとしても簡単には勝てない。中国を狙って努力をしてきても届かない選手もたくさんいるのです。その選手の分まで…というきれい事は必要ないと思っています。結局本人の代わりにはならないのですから。「この人だったら仕方ない」と思ってもらえるような取り組みをしていく以外はないはずです。だからもっともっと真剣に取り組みたい。それしかありません。参加者のほとんどが上の大会には進めません。1種目6人ずつです。多くの選手の「想い」を感じながら中国では戦っていかなければいけないと思います。応援してもらえるチームになる。これは選手たちの取り組む姿勢でしか示せません。
県総体を通過点だとは考えてはいません。非常に価値がある大会です。総合優勝をしましたが、そこで満足している選手はいません。逆に「やっとスタート地点に立てた」という気持ちがあるのではないかと思います。日誌等を見ると全員が次に向けて動き始めています。「心」が進めば様々な事が変わってきます。この1年間、県のチャンピオンを目指してやってきたわけではありません。県内では「追われる立場」だったかもしれませんが、中国では常に「追う立場」であり、挑戦者だという気持ちで選手と一緒に取り組んできました。決して余裕はありませんし、満足はしていません。今からが戦っていくために大切な時間になるのですから。
総体終了後、選手を集めてesaki先生から言葉がありました。「今回の総合優勝は歴史的なこと。これまで優勝した学校は数校しかない。よくがんばってくれた。しかし、今のままではインターハイには届かない。残された時間でワンランク上げなければ勝ち上がれない」という言葉でした。まさにその通りです。総合優勝できたのは選手たちの努力とチーム力だと思っています。が、それは終わった瞬間からもう過去のことです。そこにいつまでも酔いしれている暇はありません。目指す中国までは限られた時間しかありません。過去の栄光にすがって中国で戦えるわけではありません。戦うために1年間やってきたのです。昨年と同じ悔しさを味わうためにではありません。
個人種目でのインターハイも狙える位置にいます。そして、これまで関わり支えてくれた多くの人の「想い」と「夢」を背負った女子のマイル。普通のチームが他県の強豪校に挑む。そしてインターハイを勝ち取る。我々が道を拓くというつもりでいます。本当の戦いに向けていろいろとやることがあります。まずはしっかり身体を休め、「心」を磨く。そうやって目標に近づいていきたいと思います。
今回の総体、多くの方々に応援していただき、また支えていただきました。選手たちも大会に出場しなかったうちのチームメイト、他校の選手の応援や普段からお世話になっている先生方の一言一言が力になったと日誌に書いています。一番近くでサポートしてくださる保護者の方々のおかげで選手は自分たちの目標に向けて進むことができています。関わって頂けるすべての方に心から感謝します。そして、うちのチームがインターハイに届くようにもう一度力を貸していただければと思います。選手の日誌にも「感謝」という言葉が何度も綴られていました。自分たちだけでやっているわけではない。そのことを忘れずに前だけを見てやっていきます。応援よろしくお願いいたします。
インターハイに行きます。
総合優勝、ここだけを狙っていたわけではありません。マイルでの4分切りだけを考えていたわけでもありません。目の前にある大会でどこまで力を出せるかだけを意識してやってきました。「インターハイで戦う」「中国で勝負」という部分ももちろん考えてやっています。しかし、今目の前にあることに対して全力でやらなければ次はありません。まだまだ本当の勝負は先だという気持ちは持っていません。常に今が勝負ですから。だから疲れていてもきちんと勝負にこだわっていく必要がある。負けるためにやっているわけではありません。タイムはもちろん狙いますがもっともっと大切なのは勝負だと思っています。自分の力を出し切って勝ち上がるということがこの総体ではできたのではないかと感じました。
今回複数種目に出場しました。そのため他校の選手で涙を流した者もいたはずです。中国に行ける可能性があってもうちの選手が出たために7位になった選手もいます。勝負というのは残酷です。そこは誰もが感じたことがある部分だと思います。どれだけ真剣に取り組んできたとしても簡単には勝てない。中国を狙って努力をしてきても届かない選手もたくさんいるのです。その選手の分まで…というきれい事は必要ないと思っています。結局本人の代わりにはならないのですから。「この人だったら仕方ない」と思ってもらえるような取り組みをしていく以外はないはずです。だからもっともっと真剣に取り組みたい。それしかありません。参加者のほとんどが上の大会には進めません。1種目6人ずつです。多くの選手の「想い」を感じながら中国では戦っていかなければいけないと思います。応援してもらえるチームになる。これは選手たちの取り組む姿勢でしか示せません。
県総体を通過点だとは考えてはいません。非常に価値がある大会です。総合優勝をしましたが、そこで満足している選手はいません。逆に「やっとスタート地点に立てた」という気持ちがあるのではないかと思います。日誌等を見ると全員が次に向けて動き始めています。「心」が進めば様々な事が変わってきます。この1年間、県のチャンピオンを目指してやってきたわけではありません。県内では「追われる立場」だったかもしれませんが、中国では常に「追う立場」であり、挑戦者だという気持ちで選手と一緒に取り組んできました。決して余裕はありませんし、満足はしていません。今からが戦っていくために大切な時間になるのですから。
総体終了後、選手を集めてesaki先生から言葉がありました。「今回の総合優勝は歴史的なこと。これまで優勝した学校は数校しかない。よくがんばってくれた。しかし、今のままではインターハイには届かない。残された時間でワンランク上げなければ勝ち上がれない」という言葉でした。まさにその通りです。総合優勝できたのは選手たちの努力とチーム力だと思っています。が、それは終わった瞬間からもう過去のことです。そこにいつまでも酔いしれている暇はありません。目指す中国までは限られた時間しかありません。過去の栄光にすがって中国で戦えるわけではありません。戦うために1年間やってきたのです。昨年と同じ悔しさを味わうためにではありません。
個人種目でのインターハイも狙える位置にいます。そして、これまで関わり支えてくれた多くの人の「想い」と「夢」を背負った女子のマイル。普通のチームが他県の強豪校に挑む。そしてインターハイを勝ち取る。我々が道を拓くというつもりでいます。本当の戦いに向けていろいろとやることがあります。まずはしっかり身体を休め、「心」を磨く。そうやって目標に近づいていきたいと思います。
今回の総体、多くの方々に応援していただき、また支えていただきました。選手たちも大会に出場しなかったうちのチームメイト、他校の選手の応援や普段からお世話になっている先生方の一言一言が力になったと日誌に書いています。一番近くでサポートしてくださる保護者の方々のおかげで選手は自分たちの目標に向けて進むことができています。関わって頂けるすべての方に心から感謝します。そして、うちのチームがインターハイに届くようにもう一度力を貸していただければと思います。選手の日誌にも「感謝」という言葉が何度も綴られていました。自分たちだけでやっているわけではない。そのことを忘れずに前だけを見てやっていきます。応援よろしくお願いいたします。
インターハイに行きます。