kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

次に向けて

2010-06-26 | 陸上競技
水曜日、何も考えないで走ることをしました。とにかく次に向けて進み出さなければいけません。3年生は中国選手権までは練習を継続しようという事になっています。大会でマイルで3位以内に入り全日本リレー選手権への出場権を獲る&県記録を更新すること今後の目標にして進んでいきたいと考えています。インターハイ出場権を獲られませんでしたから簡単に次に切り替えることはできません。それでも「止まったまま」では何も変わりません。ベストの状態で中国選手権を走らせて本当の「強さ」を示したいという本人達の「想い」もあります。もちろん中国選手権で走ってもインターハイの代わりにはなりません。それは全員が分かっています。それでも「納得のいく走りがしたい」という気持ちがあります。勝ち上がれば全日本リレー選手権です。可能性は十分あると思います。やるからには最大限の努力をしたいと考えています。

木曜日はテスト週間に入ったため短時間でやることに。ウエイトのみとしました。1年生もウエイトを少しずつ導入しようと思っています。やり方を教えながらのウエイトですがそれほど時間はかかりません。3年生も下の学年に引き継ぐためにきちんと指導します。全力で取り組む姿勢を見てから学ぶことがあると思います。中国大会以降1年生が変わってきています。行動もですが表情が大きく変わりました。人数は男女合わせて5人しかいませんが全員が「強くなってやろう」という気持ちが表れ始めました。こうなってくると強くなるのは早いと思います。今の3年生、1年生の秋以降に変化が生じました。それまではチーム内でも温度差があったりなかなかチームとして動くことはできていなかった気がします。毎年この段階に来るのが少しずつ早くなっている気がします。本当は最初からそのレベルでやれればいいのですが、目指すレベルが高いですから簡単に「その気」になるわけではありません。

rinaが中学時代と比べ本当に別人のように強くなりました。中学時代は・・・でしたが、今はインターハイ選手です。火曜日のミーティングの時に「中学時代と比べて何故強くなったのか?」と聞いたら「やる気になった」と答えました。それ以外にはないと。かなりシンプルな言葉ですがここに全てが現れているのではないかと思います。「やる気になる」、強くなれるんじゃないかと「その気」になる。これだけで全く変わってくるのです。すごいことだと思います。1年生、3年生の取り組みを見てきましたから「やる気」以上に「不安」が大きいようです。「全てを賭けて陸上をする」「女を捨てる」「全てを全力で生きる」というのは簡単なことではありません。通常考えられないくらいのことを上級生はやって来ました。だからレースが終わったときには立てなくなるほど涙を流す。その姿をみて「自分も強くなるんだ」と思う反面、「本当に自分にもできるのだろうか」という気持ちになるのは当然のことだと思います。そこを乗り越えるための水曜日の練習でした。ほとんどの者が走りながら涙を流していました。苦しさを乗り越えるために、悔しさを晴らすための舞台に立つためにもう一度全力でやっていく必要性を感じさせるために走りました。大きな転機になると思っています。

その後私は所用により練習を離れました。「そんなやり方で速くなるとは思えない」と言われた一言、一生忘れることはできないと思います。詳しくは書きません。受け入れます。自分が正しいわけではありませんから。一人の人間としての私の「心」は関係ないのかもしれませんね。そのこともありblogを書く気にはなれませんでした。すみません。
コメント
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